1. Home
  2. お知らせ
  3. 編集部日記
  4. 早く帰って『俺節』

編集部日記

2020.02.29 更新 ツイート

早く帰って『俺節』竹村優子

2月25日
午前中、部の企画会議。企画2本提案したけれど、どちらも再検討。

『読書会入門』が2刷、『老いる自分をゆるしてあげる。』が6刷に。「読書会」という地味なテーマが、時間をかけながら売れていくのはとりわけうれしい。

電通でコロナ感染者が出たとのニュース。明日から全社員在宅勤務とのこと。そういえば、外資系の会社で働いている弟は2月中旬には在宅勤務になっていた。なんで会社で仕事をする必要があるのか? と言われている。とりあえず私も早めに自宅に帰り、『俺節』(中)を一気に読む。
 


 


2月26日
会社で机仕事。3月に連載をはじめたい原稿が届く。まずは第一回をうまくかたちにしたい。

夕方、ご来社いただく打ち合わせ。

夜、アップリンク渋谷で映画『mellow』を見る。上司からともさかりえさんが怪演だと聞いて。かつて、ともさかさんの本『中身』を作った私としてはそれを見逃したくない。映画館はけっこう混んでいた。そのあと、近くのバーボッサへ。すぐに帰るつもりが、知ってる人もたくさんいて、ずいぶん長く話し込んでしまう。


2月27日
定例のplus会議は一時間遅れで開催。コロナ関連の記事を私たちも作れないものかと考えてみるが、真正面からは切り込めないし、状況はよくわからないし、いい案は浮かばない。

午後、もうひとつ会議。

夕方、コロナ感染対策での小・中・高への休校要請が発表される。ざわつく気持ちのまま、池之端での打ち合わせへ。

先の見通しの立たない鬱々とした感じを振り切りたくて『俺節』(下)に集中、読み終わる。喧嘩の多さと、不運さに、ヤキモキしつづけたけれど、よかったよかったとホッとする。演歌が日本人の心だとは思わないけれど、昔、八代亜紀さんの「舟唄」をライブで聞いたときは、気づけば涙が出ていた。私の日本人の心が反応したというよりも、圧倒的な歌のうまさに感動したのだと思う。土田世紀さんのほかの作品も読もう。43歳でお亡くなりになったこと、あらためて早すぎると思う。
 


2月28日
『しらふで生きる』について韓国のメディアから問い合わせ。韓国もお酒離れの傾向があるよう。

午後、会社で古典芸能関係の方と打ち合わせ。公演中止の話をいろいろと聞く。

夕方は、芸能事務所の方と打ち合わせ。ここでも予定されている舞台その他の中止の話。あらためて身の回りの、ライブ公演の多さを実感する。

2週間後少しは改善の見通しが立っていることを願って、本づくりは、粛々と進めたい。家でもできるし。
 

関連キーワード

{ この記事をシェアする }

編集部日記

幻冬舎plus編集部員の仕事と日々。

バックナンバー

竹村優子

幻冬舎plus編集長と単行本、新書、文庫の編集に携わる。手がけた本は、『世界一の美女になるダイエット』(エリカ・アンギャル)、『青天の霹靂』(劇団ひとり)、『職業としてのAV女優』(中村淳彦)、『快楽上等!』(上野千鶴子・湯山玲子)、『大本営発表』(辻田真佐憲)、『弱いつながり』(東浩紀)、『赤い口紅があればいい』(野宮真貴)、『じっと手を見る』(窪美澄)、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『しらふで生きる』(町田康)など多数。

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP