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大人バレエの世界

2020.02.27 公開 ツイート

#34

ひ・み・つ の練習方法 丸山裕子

学生時代、水泳の選手だった私は、バレエを始める前はスポーツクラブのプールにときどき泳ぎに行っていました。バレエを始めてからも、時間があれば泳ぎに行くことは続けていました。

近所のスポーツクラブはある企業の社員用の施設で、一部一般にも開放されていました。プールはいつも空いていて、6コースある25mプールで泳いでいる人は3~4人。1人1コース以上使える恵まれた環境でした。

それで、あるとき思い立ってやってみたのです。水の中でバレエの動きを。プールはやや深めで、爪先立ちでやっと顔が出るくらいでしたので、ゴーグルをつけて頭まで潜ってやってみました。

5番ポジションで立ち、プリエからのシャンジュマーン!

滞空時間がある!
爪先が伸ばせる!
お腹が落ちない!
バレエっぽい!
きれい!

プロのダンサーの動画で見るように、足裏を順番に使って爪先をピーンと伸ばして跳び上がり、空中で脚を入れ替えて爪先から順にやわらかく着地。「ああ! こういうのやりたかった!」という光景が、そこにはありました。

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大人バレエの世界

いくつになっても憧れる華やかなバレエの世界。アラフォーからバレエを始めた著者による、楽しく、たくましく、哀しくもおかしい“大人バレリーナ”の日常。

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丸山裕子 イラストレーター

京都市出身。踊るイラストレーター。健康のために始めたバレエにはまり、寝る間を惜しんでレッスンに通う。『バレエ語辞典』の全イラストを担当。書籍や雑誌、広告にイラストを描いている。女性、育児、健康、犬と花に関するものが多い。イラストエッセイは『しあわせな犬生活を』(ドッグワールド)、『極楽いぬ生活』(ペピイ)。布花作家でもあり、『まんまるさん®︎』という古布を使ったオリジナルのアクセサリーを作っている。
Instagram  @yuco.illustrations

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