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編集部日記

2019.12.01 更新 ツイート

別の言葉で表現するならば竹村優子

11月25日 

いろいろあって夕方出社。ゲラの発送などこまごまとした机仕事。東京はすっかり寒くなった。 

 

11月26日 
 

対談原稿のリライト作業。といってもしっかりした原稿だったので、私はタイトル 、小見出し、リードをつけるくらい。 

 

夜、紀伊国屋書店新宿本店で、「読書会入門」の著者で猫町倶楽部主宰の山本多津也さんトークイベント。聞き手は、光文社古典新訳文庫を立ち上げた初代編集長で、現在は、光文社文化財団の駒井稔さん。ほぼ満席。4人で始めた読書会が、どうやってのべ9000人が参加する巨大読書コミュニティになったのかという話から、ひとりの読書では到達できない読み方ができる読書会の醍醐味まで。客席のお母さんと一緒に来たという二人の女子高校生の存在がうれしい。

その後打ち上げへ。SNSをどう使っているかや、自己責任内面化しすぎじゃないか問題などあれこれ話す。 

 

11月27日 

いろいろわけあって、唾液を採取して送れば自分の体質や病気のリスクがわかるという遺伝子検査キットを試したのだけど、その結果が届く。ドキドキして熱中して見てしまい、会社に行くのが遅れる。 歯ぎしりするかしないかも遺伝子でわかるというのが衝撃。

午後、目黒で打ち合わせ。 

夕方、『リベラリズムの終わり その限界と未来』の新聞広告づくり。最初に作ったコピーがぼんやりしすぎていると言われ、何度か書き直す。17字×3行でどれだけ濃く、強く、内容を詰め込むか。 

 

11月28日 

朝、plusの定例会議。昼から企画会議と、もうひとつ会議。企画をひとつ出す。 

インフルエンザの予防接種。病院で、以前本を作った芸人さんにばったり会う。明日発売のぺヤンヌマキさん電子書籍『40歳から何始める?』の試し読み記事を作る。 

社内の異動にともない、片づけの必要があり、ついためてしまっている資料、本をどんどん減らす作業。 

 

11月29日 
 

片づけ続き。ずっと開けてなかった段ボールから、かつて編集長をしていた㏚誌『星星狭』のバックナンバーが大量に出てくる。かわいいな『星星狭』。6年前このPR誌をやめることにして、幻冬舎plusを立ち上げたのだった。名残りおしくて近くに置いていたのだろうか。なつかしくてずっと見ていたくなるのを我慢して書庫に移動させる。 

『リベラリズムの終わり』の新聞広告のスペースが少しだけ大きくなることになり、17字×3行を16字×8行に書きかえる。一度そぎ落としたものを増やすのは難しい。 

夜、町田康さんバンド「汝、我が民に非ズ」のライブが横浜であり、『しらふで生きる 大酒飲みの決断』を会場販売をする。しらふで売り続けるつもりだったのに、ライブで気持ちが盛り上がり、後半ついビールを飲んでしまう。本は完売。少し足りないくらいだった。

ライブ後には、サイン会。町田さんを真似て言うなら、実演後に署名会。この日のMCでも、日本語で表現することへのこだわりのお話をされていた。たとえば「ポット」を「魔法瓶」と書くだけで、その文章にはグルーヴが生まれる、と。ひとつの事柄でも、別の言葉ではどう表現できるかを考える癖を持っておくのは、大事だな。語学の習得や、限られた文字数で表現するとき、そんな思考の蓄積がモノを言う気がする。

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コメント

Ishihara.SATO  別の言葉で表現するならば|編集部日記|竹村優子 - 幻冬舎plus https://t.co/ZDDoDT45bf 6日前 replyretweetfavorite

幻冬舎plus  別の言葉で表現するならば|編集部日記|竹村優子 https://t.co/BXcC2pMPnx 7日前 replyretweetfavorite

幻冬舎plus  幻冬舎プラス編集長の遺伝子検査の結果が気になります。歯ぎしりしやすいなどもわかるみたいです[お] https://t.co/BXcC2pvdYX 7日前 replyretweetfavorite

山本多津也@猫町倶楽部  別の言葉で表現するならば|編集部日記|竹村優子 - 幻冬舎plus https://t.co/qqM3XL7Hbg 8日前 replyretweetfavorite

河村書店  「たとえば「ポット」を「魔法瓶」と書くだけで、その文章にはグルーヴが生まれる」別の言葉で表現するならば|編集部日記|竹村優子 - 幻冬舎plus https://t.co/FvDQdDdlOg https://t.co/koT7rAMXMX 8日前 replyretweetfavorite

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幻冬舎plus編集部員の仕事に仕事と、それだけじゃヤダな日々。

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竹村優子

幻冬舎plus編集長と単行本、新書、文庫の編集に携わる。手がけた本は、『世界一の美女になるダイエット』(エリカ・アンギャル)、『青天の霹靂』(劇団ひとり)、『職業としてのAV女優』(中村淳彦)、『快楽上等!』(上野千鶴子・湯山玲子)、『大本営発表』(辻田真佐憲)、『弱いつながり』(東浩紀)、『赤い口紅があればいい』、『「自分」を仕事にする生き方』(はあちゅう)、『じっと手を見る』(窪美澄)など多数。

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