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編集部日記

2019.12.07 更新 ツイート

常識に縛られない人は老けない竹村優子

12月2日 

週末に『リベラリズムの終わり その限界と未来』の新聞広告が出て、その反響がどうだったか心配だったけれど、重版が決まった。よかった。 

12月26日に開催される代官山蔦屋書店での刊行記念トークイベント(萱野稔人さん×御田寺圭さん)の告知も始まる。 

午後、新書会議。企画をひとつ出す。 

夜は会社地下で、『老いる自分をゆるしてあげる。』著者の上大岡トメさんと、この本の取材でお世話になった東洋医学医、木村容子先生による幻冬舎大学「スッキリ!生きるためのカラダとココロの整え方」講座。 

 

老いる自分をゆるしつつ、老化のスピードを遅くするにはどうすればいいのか? を木村先生が東洋医学に基づいて教えてくださる。 

参加者のみなさんも、トメさんも、私も、真剣に木村先生の話に聞き入る。 

今の自分の身体は、10年前の生活でできている。今の生活が10年後の自分を作る。そのためには戦略的に休むことが大事。カラダが発信するシグナルをちゃんと受け止める。自分のカラダのことがわかるのは自分だけ。人と比べない。人に合わせない。1+1=2しかないと思うより、1+1=5のときもあると思っている人のほうが老けない。こうじゃなきゃいけないと決めつけない、などなど。

どう養生するかは、どう生きるかということなんだなと思う。 

 

12月3日 

夕方、津田大介さんのメディア論の講義で、「編集者の仕事」について話をするために、早稲田大学戸山キャンパスに向かう。40名くらいの受講者を前に、最初20分くらい、自分の経歴、どんな本を作ってきたのかなどを話す。そのあと津田さんから質問を受けるかたちでのトークが40分。最後、学生さんからの質問タイムが20分といった構成。 

始まるまでは、私が就職した頃に生まれた人たちに話が通じるのか、そもそも紙の本の編集者なんて、古臭くて人気のない仕事なんじゃないかと悲観的な気持ちだったのだけど、熱心に聞いてくださったうえに、質問もたくさんいただいて、元気になった。話をしているうちに、自分でもおもしろい仕事だな、とあらためて思えたのもよかったな。もいずいぶん長く編集者として働いていることも実感した。
 

 

12月4日 

経費の計算、plus原稿料の計算。 

締め切りがだいぶ過ぎている、2月の文庫3冊のネーム(内容紹介、帯コピーなど)に取り掛かる。今日は1冊で時間切れ。 

夜、神楽坂で湊かなえさんのデビュー10周年記念47都道府県サイン会ツアーの報告会。幻冬舎は、2017年に大分、宮崎、鹿児島、沖縄を担当で私は大分、宮崎に同行。宮崎では、台風で帰りの飛行機が飛ばずおまけのような一日を観光で楽しんだり、鹿児島では、台風で編集者3人の乗った飛行機が着陸できず、羽田にひき帰し、湊さんと営業担当とで乗り切った、などあったサイン会(ちなみに、羽田に戻った3人は、そのあと新幹線で博多に向かった)。会場では各社それぞれのエピソードを発表。幻冬舎に限らず、やっぱりいろんなことが起きていて、驚いたり、笑ったり。47都道府県、ひとつも中止することなく、完走できたことは本当にすごい。 

 

 

12月5日 

朝は定例のplus会議。だけど電車が止まって、だいぶ遅刻。

残り2冊の文庫ネームを仕上げる。 

夜は、ビルボード東京で、「野宮真貴、ピチカート・ファイヴを歌う。」。このライブに来ると、あぁ、年末が来たなと思う。それに、いつもは「野宮真貴、渋谷系を歌う。」なのだけど、今年は、ピチカートの楽曲だけなので、より胸がいっぱい。

「かわいいマキちゃんとして、時空を超えて歌います」と「私のすべて」からスタート。変わらない声、スタイル。来年は還暦だという野宮さん。月曜日に木村先生がおっしゃっていた、「常識に縛られない人のほうが老けない」の言葉がよみがえる。
 

 

12月6日 

午後、六本木で町田康さんの「しらふで生きる」にまつわる取材2つ。 

夕方、品川で打ち合わせひとつ。 

帰りに渋谷で、修理に出していた時計を引き取る。フジロックのどしゃぶりで壊れた時計。買い換えようかとも思ったけれど、気に入ったものが見つかるまでの時間を思うと、修理を選んでしまった。

会社に戻って、メールの返信等々。来週は、原稿をもっと読みたい。 

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幻冬舎plus編集部員の仕事に仕事と、それだけじゃヤダな日々。

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竹村優子

幻冬舎plus編集長と単行本、新書、文庫の編集に携わる。手がけた本は、『世界一の美女になるダイエット』(エリカ・アンギャル)、『青天の霹靂』(劇団ひとり)、『職業としてのAV女優』(中村淳彦)、『快楽上等!』(上野千鶴子・湯山玲子)、『大本営発表』(辻田真佐憲)、『弱いつながり』(東浩紀)、『赤い口紅があればいい』(野宮真貴)、『じっと手を見る』(窪美澄)、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『しらふで生きる』(町田康)など多数。

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