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編集部日記

2019.10.26 公開 ツイート

歌舞伎町のホストクラブでオペラを見る 竹村優子

10月20日
 


昼過ぎから歌舞伎町のホストクラブ「ハンス・アクセル・フォン・フェルセン」で、湯山玲子さんプロデュースの「THE LEGEND 恋の音楽会」。THE LEGENDは男性5人組のオペラユニット。恋の歌をたくさん歌う彼らにいちばんふさわしい場所はどこかと考えたとき、もっとも盛んに恋愛が行われている場所としてのホストクラブが思い浮かんだそう。店名のハンス・アクセル・フォン・フェルセンは、マリー・アントワネットの恋人の名前。宮廷の貴婦人にとって、恋と音楽はたしなみですものね。私ははじめてのホストクラブだけれど。
「カルメン」の「闘牛士の歌」からスタート。「蝶々夫人」の「ある晴れた日に」や「ジャン二・スキッキ」の「私のお父さん」などのオペラの名曲から、「背中まで45分」といった歌謡曲まで多彩なプログラム。LEGENDの方たちは店内を歩きまわり、ときにお客さんと同じテーブルに座ったりして歌うので、ファンの女性たちは本当に幸せそうだった。
日曜日昼下がりの歌舞伎町は、薔薇の花束が捨てられていたりして味わい深い。
夜は鶯谷のキネマ倶楽部でどついたるねんのワンマンライブ。

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幻冬舎plus編集部員の仕事と日々。

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竹村優子

幻冬舎plus編集長と単行本、新書、文庫の編集に携わる。手がけた本は、『世界一の美女になるダイエット』(エリカ・アンギャル)、『青天の霹靂』(劇団ひとり)、『職業としてのAV女優』(中村淳彦)、『大本営発表』(辻田真佐憲)、『弱いつながり』(東浩紀)、『赤い口紅があればいい』(野宮真貴)、『じっと手を見る』(窪美澄)、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『しらふで生きる』(町田康)、『往復書簡 限界から始まる』(上野千鶴子・鈴木涼美)など多数。

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