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英語で伝えるということ

2019.07.28 更新 ツイート

Searching for a welcome

ウェルカムを探して飯田まりえ

長年にわたって日本とアメリカを行き来していると、それぞれの国の空港の特徴というものが見えてくる。

たとえば、成田空港の入国審査官のネクタイにはよく、immigrationという英単語が、日本らしい細やかで美しい模様であしらわれている。ニューヨークのJFK国際空港では、数年前まで入国審査の列に並ぶと、必ず『Welcome: Portrait of America (ようこそ。アメリカのポートレート)』という題のショートビデオが流れていた。アメリカの広大な土地や自然、そして多様性を謳うこのビデオは、アメリカ合衆国国土安全保障省と ウォルト・ディズニー社の合作であり、なんともドラマチックで希望に満ちていた。しかし、最近はパタッと見ることがなくなってしまった。
 

 

そもそも旅行者にとっては、訪れた国の第一印象を決めるのが入国審査ではないだろうか。しかし残念なことに、アメリカの入国審査フロアというものは、とても殺伐とした雰囲気である。

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英語で伝えるということ

世界的ブームとなっている片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんのNetflix番組「KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~」の通訳として、そのプロフェッショナルな仕事ぶりが現地で称賛され、注目されている飯田氏。話者の魅力を最大限に引き出し、その人間性まで輝かせる英語表現の秘訣はどこに? 「英語で話す」ではなく「英語で伝える」ときに重要な視点を探るコミュニケーション・エッセイ。

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飯田まりえ

2006年ニューヨーク大学卒業。卒業後は東京都内の独立系映画製作会社に就職し、黒沢清、新藤兼人、鈴木清順、ミーラー・ナーイル、ジム・ジャームッシュを始めとした国際的な映画製作者の脚本の翻訳を担当する傍ら、通訳者としての実績を積む。2007年から米国の大手美術出版社 RIZZOLI NEW YORK の要請を受け編集、翻訳業務に携わり、建築、美術、映画、デザイン、写真、ファッションを含む多くの書籍を手掛ける。2011年コロンビア大学大学院卒業。卒業後はニューヨークにてフリーランスとして通訳、翻訳業を開始。現在は拠点をロサンゼルスに移し、映像作家の夫とともにテレビ番組等の脚本も執筆中。来年2020年には、共同で英訳している高村薫著作の『レディ・ジョーカー』がSOHO PRESSより出版予定。

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