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武器としてのヒップホップ

2022.01.15 更新 ツイート

広告クリエイター・三浦崇宏とラッパー・ダースレイダーの初対面トークはどんな「言葉」の可能性にたどりつくのか? 竹村優子

1月19日(水)19時半より、ラッパーのダースレイダーさんとThe Breakthrough Company GOの代表で、クリエイティブディレクターの三浦崇宏さんによる「ヒップホップで生き延びる、言葉で人生を切り拓く」講座を開催します。

本講座は、ダースレイダーさんの新刊『武器としてのヒップホップ』刊行記念です。

なぜ三浦さんをお呼びしたいと思ったか――。当日に説明する時間はないので、開催前にお伝えいたします。

三浦さんは、「表現をつくるのではなく、現象を起こすのが仕事」を信条に、ケンドリック・ラマーの黒塗り広告やファミリーマートの新プライベートブランド「ファミマル」など、数多くの広告、仕掛けで注目を集めてきた方です。

その三浦さん初の著書『言語化力 言葉にできれば人生は変わる』には、こんなことが書かれています。

「言葉は原材料も資本金もいらない。あなたの心から、脳から、もしかしたら人生から生まれる、最もシンプルで、可能性に満ちた資源だ」(p7)

これはまさにヒップホップそのもの。

社会学者の宮台真司さんが『武器としてのヒップホップ』の帯コメントで書いてくださったように、楽器ではなく、「『言葉を演奏する』という選択肢に気付」き、そこから新しい音楽ジャンルへ発展させたのですから。

そして、『言語化力』を読み進めると、三浦さんは実際ヒップホップに大きな影響を受け、ヒップホップ的思考で人生とわたりあい、仕事につなげてらしたことがわかります。

『言語化力』を発売されたあとのインタビューでも、

「言葉一発で状況をひっくり返すっていう部分では、かなりヒップホップの影響を受けて仕事をしていますね。」(リアルサウンド)

とおっしゃていました。

一方のダースレイダーさんは、東京大学に入学するもラップに傾倒し中退、ラッパーとして活躍しながらも、33歳のとき脳梗塞で倒れ、合併症で左⽬を失明、40歳のときにはケトアシドーシス余命5年の宣告受けます(あと3か月で5年生存!)。その状況を乗り越える思考を教えてくれたのもヒップホップでした。

「ヒップホップは逆転現象。パワーの絶対値だけを力にする」(『武器としてのヒップホップ』56p)

と。
ヒップホップ用語では、薬物をあらわす「dope」も、病気の「ill」も最高にかっこいいいというときに使う言葉。

「ランDMCは『bad meaning good』とラップし、マイケル・ジャクソンは「I`m bad」と歌って社会における言葉の用法をひっくり返してきた」(58p)

言葉という箱の中身の意味をどんどん入れ替え、マイナスのダメージをマインドではプラスに転化してきたのもヒップホップ。

さらには、日常の目の付け所、隙間をつく思考法をヒップホップにはあることを『武器としてのヒップホップ』にはふんだんに記されています。

この本を軸に、ヒップホップに大きな影響を受けたおふたりが、生き方のこと、仕事のこと、言葉について、あるいは世界をどう見るか、そんな話をしたらまったく新しい地平が拓けるのではないかと思ったのが企画のきっかけです。

ダースレイダーさんと三浦さんは1月19日が初対面。企画した私も、三浦さんとお会いしたことがありません。

八百長なしの異種格闘、そこで起きるのは予定調和なしの偶然の展開。これもまるでヒップホップのフリースタイルのようだな、と。

お二人が「初対面」で話すというタイミングは一度しかありません。この貴重な機会をぜひご覧ください。参加は会場でもオンラインでも可能。2週間のアーカイブもあります。

ビートに乗ってフロウに身を任せると、開くのは可能性の扉。1月19日にもそんなことが起きると願っています。

講座概要

〈日時〉
2022年1月19日(水) 19時30分~21時30分

〈開催場所〉
会場参加(30名様限定)
 幻冬舎本社1号館イベント会場(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7)※19時開場

オンライン(Zoom)

〈参加費〉
幻冬舎plusで会場参加お申し込み:2,750円(税込)
幻冬舎plusでオンライン参加お申し込み:1,650円(税込)

Peatixで会場参加お申し込み2,950円(税込)
Peatixでお申し込みはオンライン参加のみ 1,850円(税込)

〈ご参加までの流れ〉

●会場参加
※会場では席間のディスタンスをとり、換気も十分に行います。
※ご入場の際には検温、手の消毒、マスク着用のご協力をお願いいたします。
※会場には駐車場・ 駐輪場がありません。公共交通機関をご利用ください。
※会場には、飲料水の自販機がございません。飲み物は各自あらかじめご用意のうえお越しください。
※会場参加の方にも改めて見返していただけるよう、後日アーカイブ動画の視聴URLをお送りします。
※ただし、感染状況によってはすべて配信に切り替える可能性があります。ご了承ください。その場合、料金の差額はご返金いたします。

●オンライン参加
講座開催日の17時頃に視聴用URLをメールにてお送りします。開始時間が来ましたらそのURLにアクセスし、オンラインイベントにご参加ください。

※サーバーやメーラーが自動的に迷惑メールとして振り分けてしまうことがありますので、事前にドメイン許可設定(サービスによっては、「セーフリスト」「ホワイトリスト」など)で「@gentosha.jp」および「@gentosha.co.jp」のドメインを許可しておいてください。

※17時10分を過ぎても招待URLのメールが届かない場合は support@gentosha.jp または 090-3876-2246(担当:山村)までご連絡ください。

〈アーカイブ配信について〉
イベントチケットをご購入の方には1月20日(木)18時までにアーカイブ動画の視聴URLをお送りいたします。

リアルタイムでご参加いただけなかった場合でも、2月3日(木)23時59分までアーカイブ視聴ができます。

Peatixでチケットを買う

登壇者プロフィール

ダースレイダー
ラッパー、トラックメイカー。1977年にパリで⽣まれ、幼少期をロンドンで過ごす。東京⼤学に⼊学するも、浪⼈の時期に⽬覚めたラップ活動に傾倒し中退。2000年にMICADELICのメンバーとして本格デビューを果たし、注⽬を集める。⾃⾝のMCバトルの⼤会主催や講演の他に、⽇本のヒップホップでは初となる制作まで全てアーティスト主導のインディーズ・レーベルDa.Me.Recordsの設⽴など、若⼿ラッパーの育成にも尽⼒する。2010年6⽉、イベントのMCの間に脳梗塞で倒れ、さらに合併症で左⽬を失明するも、その後は眼帯をトレードマークに復帰。現在はThe Bassonsのボーカルの他、司会業や執筆業と様々な分野で活躍。著書に『MCバトル史から読み解く 日本語ラップ入門』『ダースレイダー自伝NO拘束』がある。

三浦崇宏(みうら たかひろ)
The Breakthrough Company GO 代表取締役 PR/CreativeDirector。2007年 博報堂入社、マーケティング・PR・クリエイティブの3領域を経験、TBWA /HAKUHODOを経て2017年独立。「表現をつくるのではなく、現象を起こすのが仕事」が信条。Cannes Lions、PRアワードグランプリ、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS グランプリ/総務大臣賞など受賞多数。著書『言語化力』(SBクリエイティブ)がAmazonのビジネス書ランキングで1位に。ほかにも『超クリエイティブ』(文藝春秋)、『「何者」かになりたい』(集英社)などを出版。東京大学、早稲田大学、筑波大学などで講師実績あり。

関連書籍

ダースレイダー『武器としてのヒップホップ』

ヒップホップは逆転現象だ。病、貧困、劣等感……。パワーの絶対値だけを力に変える! 自らも脳梗塞、余命5年の宣告をヒップホップによって救われた、博学の現役ラッパーが鮮やかに紐解く、その哲学、使い道。

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コメント

ダースレイダー  19日の対談、企画した竹村さんの記事。あとは言葉を交わすだけ。会場、オンラインで是非! 広告クリエイター・三浦崇宏とラッパー・ダースレイダーの初対面トークはどんな「言葉」の可能性にたどりつくのか?| #武器としてのヒップホップ|… https://t.co/IqVyiIZr3s 6日前 replyretweetfavorite

竹村優子  明後日19時半より。異なる職種だからこそ化学反応が大きいのでは?と思います。会場、オンラインともに2週間のアーカイブあります。 広告クリエイター・三浦崇宏とラッパー・ダースレイダーの初対面トークはどんな「言葉」の可能性にたどりつ… https://t.co/eKIDIhF4hO 6日前 replyretweetfavorite

幻冬舎plus  [今日の新着記事] 広告クリエイター・三浦崇宏とラッパー・ダースレイダーの初対面トークはどんな「言葉」の可能性にたどりつくのか?|竹村優子 https://t.co/NMMgN8bFos 8日前 replyretweetfavorite

武器としてのヒップホップ

2021年12月8日発売『武器としてのヒップホップ』について

バックナンバー

竹村優子

幻冬舎plus編集長と単行本、新書、文庫の編集に携わる。手がけた本は、『世界一の美女になるダイエット』(エリカ・アンギャル)、『青天の霹靂』(劇団ひとり)、『職業としてのAV女優』(中村淳彦)、『快楽上等!』(上野千鶴子・湯山玲子)、『大本営発表』(辻田真佐憲)、『弱いつながり』(東浩紀)、『赤い口紅があればいい』(野宮真貴)、『じっと手を見る』(窪美澄)、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『しらふで生きる』(町田康)など多数。

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