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死ぬまで“自分”であり続けるための「未来日記」

2020.01.31 公開 ツイート

「未来日記」の効果を上げるルーティン3

雨の日はいつもより早起きをする 小林弘幸

自律神経の名医、順天堂大学医学部教授・小林弘幸先生の最新刊は『死ぬまで“自分”であり続けるための「未来日記」』。先生が提唱する「未来日記」は、「達成したいことを完了形で書く」日記でも計画表でもない、1日の価値を上げる、まったく新しいツールです。
本書より、「未来日記」の効果を上げる健康習慣をお届けします。

*   *   *

雨の日はいつもよりも早起きをする

「雨の日は、なんとなく体がだるい」ということがあると思います。自律神経は、湿度や気圧の変化などによっても乱れてしまうからです。

雨の日には、本来、起床後に少しずつ上がってくるはずの交感神経がなかなか上がらず、副交感神経が優位になりがちです。そのため、日中もだるかったり、やる気が出なかったりします。そこで、雨の予報が出ていたら、いつもより早起きをして、晴れの日よりも活動的に過ごすのがおすすめです。掃除やストレッチなどをして、交感神経を徐々に高めていきましょう。

最も簡単に交感神経を高める方法は、シャワーを浴びることです。「朝のシャワーはコーヒーを飲むよりも目覚めの効果が高い」という調査結果も出ているほどです。
おすすめのシャワーの浴び方はこうです。

(1) ぬるめの温度(38~39度)のお湯で体をならす
(2) 少し熱いと感じる温度(40~41度)のお湯で肌に刺激を与える

お湯の刺激を肌に与えることで、交感神経を活性化することができます。
ポイントは「最初はぬるく、徐々に熱くする」ということ。最初から熱いシャワーを浴びたほうがすっきりすると感じるかもしれませんが、あまりおすすめできません。なぜなら、いきなり強い刺激を与えると交感神経が急上昇してしまい、自律神経のバランスを乱してしまうからです。健康のためには、なるべく少しずつ上昇させていき、ゆるやかにスイッチングさせるのが理想です。

小林弘幸『死ぬまで“自分”であり続けるための「未来日記」』

過去を修正することはできませんが、未来はこれから築くことができます。
「未来日記」は、未来の自分と向き合うことで前を向き、充実した人生を歩んでいく基盤となるものです。

<目次>
第1章 なぜ「未来日記」は健康にいいのか
第2章 未来を明るく考える10のヒント
第3章 未来日記の書き方
第4章 「未来日記」の効果を上げる生活習慣

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死ぬまで“自分”であり続けるための「未来日記」

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小林弘幸

1960年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。日本体育協会公認スポーツドクター。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのパフォーマンス向上指導にかかわる。『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』『「これ」だけ意識すればきれいになる。自律神経美人をつくる126の習慣』『自律神経を整える「あきらめる」健康法』など、著書多数。

写真 ©Ichiro Kumada

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