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幻冬舎新書・これから出る本

2019.05.23 公開 ツイート

2019年5月30日発売の幻冬舎新書 幻冬舎編集部

幻冬舎新書の5月刊は8点、25日発売です。

『内閣情報調査室――公安警察、公安調査庁との三つ巴の闘い』今井良

定価(本体840円+税)

官邸機能強化と特定秘密保護法成立に伴い、大幅に権限を拡大し存在感を強めている官邸直轄の情報機関「内閣情報調査室」。現在、約250人の内調スパイが安倍総理の手足となって、経済から軍事まで国内外のあらゆる情報を収集・分析し政策判断を支えているが、その実態は秘匿性が高く謎に包まれている。対北朝鮮交渉、諸外国スパイとの攻防、テロ対策、インターネット諜報システムの構築、そして複数の公安機関との覇権争いなど、数々の内幕を明らかにし、我が国のインテリジェンス組織の全貌を描き出す! 

今井良(いまいりょう)
1974年千葉県生まれ。中央大学文学部卒業。99年にNHKに入局し、地方局や東京の報道局ニュースセンターでディレクターとしてニュース番組の制作に10年間携わる。その後、民放テレビ局に移籍し、警視庁キャップ、ニュースデスクなどを歴任。主な著書に『風俗警察』(角川新書)、『警視庁科学捜査最前線』『マル暴捜査』(新潮新書)、『テロvs.日本の警察 標的はどこか?』(光文社新書)、『警視庁監察係』(小学館新書)などがある。 


『ゴルフは名言でうまくなる』岡上貞夫

定価(本体820円+税)

「プレー前夜に読む過去の名手の福音は、私にとって心のレッスン書、最高の良薬である」――伝説の名手ベン・ホーガンの言うとおり、ゴルフ上達のヒントは、往年の選手たちの一言に隠されている。スランプに陥るたび、古今東西のプロアマが残した名言にインスピレーションを得たという著者が、その背景や解釈、独自の練習法を紹介。「インパクトで左手の甲を目標に向けたら、ボールは目標へ向かって飛ぶ」(リー・トレビノ)、「風雨の激しい日は、あらかじめ5打多く打つ覚悟を決める」(ウォルター・ヘーゲン)ほか実践的名言35を厳選。アベレージゴルファー必読の書。

岡上貞夫(おかがみさだお)
1954年生まれ。慶應義塾大学で体育会ゴルフ部へ入部、本格的にゴルフを始める。卒業後はサラリーマンとして月イチゴルファーとなるも、名言から得られる閃きを生かしてシングルハンディを維持。そんな経験やヒントを伝えることで、多くのゴルフ仲間に恵まれた。 現在も定年後再雇用のフルタイムサラリーマンながら、鎌ヶ谷カントリークラブにてハンディキャップ7。若い人たちにゴルフのさまざまな魅力を伝えていきたいとの思いで、ゴルフ仲間の輪を拡大している。幻冬舎plusにて「ゴルフは名言でうまくなる」を連載中。

『妻語(つまご)を学ぶ』黒川伊保子

定価(本体780円+税)

アドバイスしただけなのに「もういい!」と逆上される、「仕事と私(家族)、どっちが大事なの!?」とからまれる……。男性にとって永遠の謎である女の不機嫌は18種類に分類でき、そのすべてに対処法がある。そもそも男女のコミュニケーションギャップの多くが、男女脳の相違に起因している。共感を求める女性脳を理解して、優しいひと言をかけられれば、一発で妻の機嫌はよくなる、はず。本書は、人工知能研究者が脳科学の見地からすぐに実践できる具体例を示した究極の指南書。

黒川伊保子(くろかわいほこ)
1959年生まれ。(株)富士通ソーシアルサイエンスラボラトリにて人工知能(AI)の研究開発に従事した後、2003年に(株)感性リサーチを設立。脳機能論とAIの集大成による語感分析法を開発し、マーケティング分野に新境地を開いた、感性分析の第一人者。また、その過程で性、年代によって異なる脳の性質を研究対象とし、日常に寄り添った男女脳論を展開している。『キレる女懲りない男』(筑摩書房)、『恋愛脳』『夫婦脳』『家族脳』(すべて新潮社)、『妻のトリセツ』(講談社)など著書多数。


『人生の正解』勢古浩爾

定価(本体800円+税)

クイズには必ず正解がある。ならば、人生に正解はあるのか? 正直にいえば、そんなものはない。だが「正解」の人生を「まっとう」な人生と読み替えるなら、はたして自分の人生はまっとうだったのか、と問うことはできる。人は年を取るにつれ、後悔とともに過去を振り返ることが多くなるが、死ぬ前に一度、自分の人生がまっとうだったのか考察するのはどうか。著者はまっとうな人生の条件とは「誠実」「力を尽くす」「負けない」の三つだという。なぜ、そういえるのか? 読めば、不思議と生きるチカラが湧いてくる画期的人生論。

勢古浩爾(せここうじ)
1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務ののち、2006年末に退職。市井の人間が生きていくなかで本当に意味のある言葉、心の芯に響く言葉を思考し、表現しつづけている。1988年、第7回毎日二十一世紀賞受賞。『結論で読む人生論』『定年後のリアル』(ともに草思社)、『わたしを認めよ!』(洋泉社)、『ひとりぼっちの辞典』(清流出版)、『思想なんかいらない生活』『会社員の父から息子へ』『最後の吉本隆明』(いずれも筑摩書房)など著書多数。

『ドキュメント皇室典範――宮沢俊義と高尾亮一』高尾栄司

定価(本体840円+税)

1946(昭和21)年、毎日新聞が「日本国憲法草案(宮沢乙案)」をスクープ報道した瞬間、日本の憲法と皇室典範の受難は始まった。情報漏洩元は東大憲法学の権威・宮沢俊義(彼の弟が毎日の記者)。この一件がGHQを刺激し硬化させ「マッカーサー憲法」作成の契機となる。天皇条項には当初、天皇の身分の保障すらなかった。憲法の次は皇室典範だった。自らの公職追放を逃れるため今度はGHQの意向に添わんとする宮沢と、天皇と皇室を守るため立ち上がる宮内省参事官・高尾亮一の壮絶な闘い。誰も書き得なかった皇室典範成立秘史、スクープ記録! 

高尾栄司(たかおえいじ)
1947年、群馬県伊勢崎市生まれ。ノンフィクション作家。上智大学、イギリス留学など6年間を経て、集英社「月刊PLAYBOY」特派記者となる。主な著作に『ビートルズになれなかった男』『韓国車が日本車を駆逐する日』『安全国家日本の終焉』『「天皇の軍隊」を改造せよ』『日本国憲法の真実』等がある。

『人間の本性』丹羽宇一郎

定価(本体800円+税)

コンピュータやAIは目まぐるしく進化しているが、それらをコントロールする人間ははたして進化しているといえるだろうか。年を重ねても人を妬んだり恨んだりと自己中心的な他人を見て落胆しつつ、同様に成長していない自分に愕然とする——。このような人間の心のあり方は時代が変わっても普遍的なテーマであることに変わりはなく、だからこそ古今東西の哲学者が「人間とは何か」を探求し続けているのだ。この深遠な問いと人間の生き方について伊藤忠商事前会長、元中国大使で稀代の読書家でもある著者が、その豊富な人生経験から考察した一冊。

丹羽宇一郎(にわういちろう)
公益社団法人日本中国友好協会会長。1939年愛知県生まれ。元・中華人民共和国駐箚特命全権大使。名古屋大学法学部卒業後、伊藤忠商事(株)に入社。98年に社長に就任すると、翌99年には約4000億円の不良債権を一括処理しながらも、翌年度の決算で同社の史上最高益を計上し、世間を瞠目させた。2004年会長就任。内閣府経済財政諮問会議議員、地方分権改革推進委員会委員長、日本郵政取締役、国際連合世界食糧計画(WFP)協会会長などを歴任ののち、10年に民間出身では初の駐中国大使に就任。現在、早稲田大学特命教授、伊藤忠商事名誉理事。

『令和を生きる――平成の失敗を越えて』半藤一利+池上彰

定価(本体800円+税)

平成元年、ベルリンの壁とともに世界秩序も崩壊したことに気づかず、バブルに浮かれていた日本人。バブル崩壊後も、相次ぐ大災害と長きデフレにより、目先の生活を守ることに追われて、志向はさらに内向きに。そして日本は、理念を持たない「戦争ができる国」となり、「デマと差別が溢れる国」となった。その姿は、国際社会から取り残され、無謀な戦争に突き進んだ戦前の日本とあまりに重なる。過たずに済む分岐点はどこだったのか。昭和史研究の泰斗と現代を代表するジャーナリストが、平成の失敗を徹底的に検証した白熱対談。

半藤一利(はんどうかずとし)
1930年、東京・向島生まれ。新潟県立長岡中学校(現・長岡高校)卒業。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。『週刊文春』『文藝春秋』編集長、専務取締役などを経て作家に。「歴史探偵」を名乗り、おもに近現代史に関する著作を発表。『漱石先生ぞな、もし』(正続、文春文庫 新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(文春文庫 山本七平賞)など著書多数。『昭和史 1926‐1945』『昭和史 戦後篇 1945‐1989』(ともに平凡社ライブラリー)で毎日出版文化賞特別賞、2015年、菊池寛賞受賞。近著に『世界史のなかの昭和史』(平凡社)、『歴史と戦争』『歴史と人生』(ともに幻冬舎新書)がある。  

池上彰(いけがみ あきら)
1950年、長野県生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。73年、慶應義塾大学卒業後、NHK入局。報道記者として松江放送局、呉通信部を経て、報道局社会部へ。警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。94年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役を務め、人気を集める。2005年に独立後は、テレビ、新聞、書籍、雑誌等、多方面で活躍。多くの大学で教鞭もとる。近著に『池上彰のはじめてのお金の教科書』(幻冬舎)、『わかりやすさの罠』(集英社新書)、『おとなの教養2』(NHK出版新書)ほか多数。  

『東大教授が考えるあたらしい教養』藤垣裕子+柳川範之

定価(本体780円+税)

「教養=知識量」という考え方はもう通用しない。ネットで検索すればあらゆる情報が瞬時に手に入る今、知識量の重要性は相対的に低くなっているからだ。東大教授2人が提唱する教養とは「正解のない問いに対し、意見の異なる他者との議論を通して思考を柔軟にし、〈自分がよりよいと考える答え〉にたどり着くこと」。その意味するところは何なのか? どうすればこの思考習慣が身につくのか? 人工知能の発展が著しい現代だからこそ、人間にしかできない能力を磨く必要がある。その要諦が詰まった一冊。

藤垣裕子(ふじがきゆうこ)
1962年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授。85年、東京大学教養学部基礎科学科第二卒業。90年、東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。90年、東京大学教養学部助手。96年、科学技術庁科学技術政策研究所主任研究官。2000年、東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系助教授。10年、同教授、13年、東京大学総長補佐。15~16年より東京大学大学院総合文化研究科副研究科長・教養学部副学部長。学術博士。

柳川範之(やながわのりゆき)
1963年生まれ。東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授。中学卒業後、父親の海外転勤にともないブラジルへ。ブラジルでは高校に行かずに独学生活を送る。大検を受け慶應義塾大学経済学部通信教育課程へ入学。大学時代はシンガポールで通信教育を受けながら独学生活を続ける。大学を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。『法と企業行動の経済分析』(第五十回日経・経済図書文化賞受賞、日本経済新聞社)、『東大教授が教える独学勉強法』(草思社)など著書多数。


 

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