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幻冬舎新書・これから出る本

2022.09.13 公開 ツイート

2022年9月発売の幻冬舎新書 幻冬舎編集部

幻冬舎新書の9月刊は5点、『ウクライナ戦争と米中対立』は21日、その他は28日発売です。

ウクライナ戦争と米中対立――帝国主義に逆襲される世界』峯村健司+小泉悠+鈴木一人+村野将+小野田治+細谷雄一

定価1210円(本体1100円+税)

2010年代後半以降、米中対立が激化するなか、2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻。世界情勢はますます混迷を極めている。プーチン大統領はロシア帝国の復活を掲げて侵攻を正当化し、習近平国家主席も「中国の夢」を掲げ、かつての帝国を取り戻すように軍事・経済両面で拡大を図っている。世界は、国家が力を剥き出しにして争う19世紀的帝国主義に回帰するのか? 台湾有事は起こるのか? 米中関係に精通するジャーナリストが、国際政治のエキスパート5人と激論を戦わせ、これからの世界の勢力図を描き出す。

峯村健司(みねむらけんじ)
1974年生まれ。青山学院大学客員教授。北海道大学公共政策学研究センター上席研究員。ジャーナリスト。元ハーバード大学フェアバンクセンター中国研究所客員研究員。朝日新聞で北京、ワシントン特派員を歴任。「LINEの個人情報管理問題のスクープと関連報道」で2021年度新聞協会賞受賞。2010年度「ボーン・上田記念国際記者賞」受賞。著書に『宿命 習近平闘争秘史』(文春文庫)、『潜入中国 厳戒現場に迫った特派員の2000日』(朝日新書)がある。

脚本力』倉本聰+聞き手 碓井広義

定価1034円(本体940円+税)

ドラマ史に残る名作『北の国から』『前略おふくろ様』から、老人のリアルを描いて話題となった『やすらぎの郷』まで、倉本聰はなぜ60年以上にわたり、第一線で書き続けられるのか。「構成はおもてなし精神で」「台詞は論理的であってはいけない」「物書きに必要なのは発信力より受信力」――本書のために書き下ろした新作『火曜日のオペラ』の企画書から完成台本までの創作過程とともに、名作を生む「手の内」をすべて明かす。87歳の今なお毎日原稿用紙に向かう巨匠の、創造力の源泉に迫る一冊。

倉本聰(くらもとそう)
1935年東京生まれ。脚本家・劇作家・演出家。東京大学文学部美学科卒業。『前略おふくろ様』『北の国から』『昨日、悲別で』『優しい時間』『拝啓、父上様』『風のガーデン』『やすらぎの郷』など数々のヒットドラマの脚本を手掛ける。77年からは富良野を拠点に活動。

碓井広義(うすいひろよし)
1955年長野県生まれ。メディア文化評論家。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。81年テレビマンユニオンに参加、その後2020年まで上智大学文学部新聞学科教授。編著に『倉本聰の言葉 ドラマの中の名言』『『北の国から』黒板五郎の言葉』など。

老人をなめるな』下重暁子

定価990円(本体900円+税)

仕事部屋を借りようとした著者は、86歳という年齢を言うと立て続けに断られ、啞然としたという。日本の高齢者は、収入があっても部屋すら借りられないのか、と。最近では終末期の医療費を減らすために、「高齢者の延命治療は必要ない」という議論もある。だが著者は、高齢者本人の意思を無視して一緒くたにし、命を軽視することに異議を唱え、さらに「少子化でこれから否応なく年寄りが社会の担い手になるのに、年寄りが生きにくい世の中にしてどうする!」と喝破。高齢化ニッポンが抱える難題の打開策を提言する。

下重暁子(しもじゅうあきこ)
早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。女性トップアナウンサーとして活躍後、フリーとなる。民放キャスターを経て、文筆活動に入る。ジャンルはエッセイ、評論、ノンフィクション、小説と多岐にわたる。公益財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)会長等を歴任。日本旅行作家協会会長。『家族という病』『家族という病2』『極上の孤独』『年齢は捨てなさい』『明日死んでもいいための44のレッスン』(すべて幻冬舎新書)など著書多数。

カラー版 昆虫学者、奇跡の図鑑を作る』丸山宗利

定価1320円(本体1200円+税)

「図鑑御三家」の一角をなす有名昆虫図鑑の監修を任され、著者は理想に燃えた。「子供たちのために死んだ虫(標本)ではなく生きたままの虫を撮って載せたい!」そんな学習図鑑は前代未聞だ。目標2千種、期限は1年、撮影はプロではなく全国の昆虫愛好家――最高難度のプロジェクトが始まった。相次ぐ問題、積み重なる疲労、ピリつく人間関係……、だがついに日本全国7千種の生体を撮影、学習図鑑史上最大となる2800種掲載の奇跡の図鑑ができてしまった。これは無謀な挑戦に命を燃やした虫好きたちの、全記録だ。

丸山宗利(まるやまむねとし)
1974年東京都出身。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。国立科学博物館、フィールド自然史博物館(シカゴ)研究員を経て2008年より九州大学総合研究博物館助教、17年より准教授。アリやシロアリと共生する昆虫を専門とし、アジアにおけるその第一人者。昆虫の面白さや美しさを多くの人に伝えようと、メディアやSNSで情報発信している。『昆虫こわい』『とんでもない甲虫』『昆虫はすごい』など著書多数。『学研の図鑑LIVE 昆虫 新版』『角川の集める図鑑 GET! 昆虫』など多くの図鑑の監修を務める。

がん治療 うまくいく人、いかない人』井岡達也

定価968円(本体880円+税)

この病院でいいのか? この治療法でいいのか? 受けている治療がうまくいっていない気がするが、誰に相談すればいいのか? がんと診断された日から、患者と家族には山のような不安が押し寄せます。その不安に寄り添い、多くの患者と家族を治療・ケアしてきたがんの名医は、「治療の効果が上がりやすい患者さんには、多くの共通点がある」と言います。それは一体何でしょうか? 治療法の選択、医師との関係づくりから、お金の使い方まで、治療の効果を最大限に上げるために患者の側でできることを、親身にアドバイスします。

井岡達也(いおかたつや)
腫瘍内科医。山口大学医学部附属病院腫瘍センター准教授。1990年日本大学医学部を卒業後、自治医科大学消化器内科を経て、97年より大阪国際がんセンターにて膵がんセンター内科系部門長を務める。2020年より現職。NHK「ためしてガッテン」などメディア出演多数。多くのがん患者の治療に日々取り組む、抗がん剤治療の第一人者。特に膵がんや胆道がんの治療実績には定評がある。

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