1. Home
  2. 暮らし術
  3. 運玉
  4. スピリチュアルの迷路から抜け出す方法

運玉

2019.05.08 更新 ツイート

スピリチュアルの迷路から抜け出す方法桜井識子

スピリチュアルな世界についてわかりやすくつづったブログや書籍が大人気の桜井識子さん。豊臣秀吉さんが実行していた「運玉」の育て方や、運命や幸運についてのホントのところを紹介した最新刊『運玉 誰もが持つ幸運の素』(桜井識子氏著・幻冬舎文庫)が発売即重版となる大反響です!

今回は本書の内容から、「神社での願掛けを不安に思う方へ」についてご紹介します。スピリチュアルの迷路に迷い込まないように心掛けるべきこととはどんなことでしょうか。

*   *   *

(写真:iStock.com/NiseriN)

スピリチュアルの世界で道に迷わないために

ブログによくいただく質問で、
「神社では願掛けをしてはいけないと聞きました」
「神社では感謝しかしてはいけないそうです。お願いをしてもいいのですか?」
というものがあります。


神社の神様と、人間との関係は“見えない世界”でのことです。見えないだけにいろいろな意見や考え方があります。
どの宗教にも解釈の仕方が違う宗派がありますが、それと同じで、神社の神様に対しても考え方の違い、感じ方の違いによって接し方も変わってくると思います。


見えない世界に関しては、
「どれが正しいの?」
「だれが言っていることが本当なの?」
とあれこれ放浪し始めると、迷路に入り込むように思います。
仏教にもいろいろな宗派がありますが、どれかひとつが正しくて、残りはすべて間違いということはありません。キリスト教にしても考え方や解釈の違いで、いろいろな宗派があります。


要は「自分が」どの宗派と合っているか、ということなのです。基本は「自分の感覚」です。
ですから、自分が神社で感謝しかしてはいけないと思うのであれば、感謝だけの参拝をし、お願いをしてもいいと思うのであれば、願掛けをしてもいいのです。
あの人はこう言っていた、それなのにこの人は違うことを言っている、さらにこっちの人はまた違うことを言っている、一体どれが本当なの? というふうに、スピリチュアルの世界は道に迷いやすい分野と言えます。


「Aさんというスピリチュアルな人のブログには○と書いてあったのに、同じくスピリチュアルなBさんのブログには×と書かれていました。どっちを信じたらいいのでしょうか?」というような内容のメッセージもよくもらいます。
読んでいて、この方は純粋な人なんだろうなぁ、と思います。すべてを信じようとするとどうしても無理があり、このように悩みが生じるのではないでしょうか。
純粋な心根は大切です。だれもが持っているものではないからです。

(写真:iStock.com/Bulat Silvia)

でも、ひと言だけアドバイスをさせていただくと、それは“神様や仏様を信じる”という方向にのみ、向けたほうがよろしいかと思います。
人間はいろいろです。疑うのではなく、人間だから間違った内容を書いている人がいるかもしれないという、距離を置いた目で見ることも時には必要かもしれません。
そして、私がずっと言い続けてきたように、最終的にはご自分の直感で判断されるのが一番です。
霊能者や占い師、スピリチュアルな肩書を持つ人に頼って決断をしてもらっていると、大切な自分の直感能力が衰えてしまいます。もっと自分を信じることも大切かなと思います。

 

神様は願掛けされることを喜んでいる

願掛けに関して言えば、山岳系の神様も、神社にいる神様も、人間のことが大好きです。人間の面倒を見ることも仕事のひとつ、とお考えです。
眷属がたくさんいる神社や、修行をしている神様見習いが多い神社などは、多くの人に参拝してもらって願はたくさん掛けてもらいたい、というのが実情です。
神様を心から信じて願を掛け、叶ったらお礼に行く、叶ったことによってますます信仰心が深まり、そしてまた願を掛けに行く……という繰り返しによる、なんというか人々の信仰心の強まりが神格を上げる、という場合もあります。


もしも、神社で願掛けをしてはいけないのであれば、「祈禱(きとう)」の制度はおかしい、ということになってしまいます
神社では、家内安全、交通安全、合格祈願、安産、病気平癒など、社務所で申し込んで神職の方に祈禱をしてもらいます。お願い事を書く絵馬の販売もしています。

(写真:iStock.com/Kenichi Sakurai)

お願いをしてはいけないのであれば、神社は純粋無垢(むく)な、ピュアに神様を信じている人から、“お金を取って”してはいけないことをしていることになります。
それは神様を利用した商売になってしまいますから、その状況を神様が黙って見ているはずがありません。してはいけないのでしたら、絶対に怒ります。


全国の神社が普通に祈禱をしているということは、神様がそれをオーケーだと言っているということです。つまり、願掛けは普通にしていいのです。
というか、人間の面倒を見たいという神様もいらっしゃるくらいです。ですから、願掛けはしても一向に構いません。


逆に言えば、願掛けはしなければいけない、というものでもありません。「感謝だけにする」という参拝もいいと思います。「お話だけをしに行く」という参拝も喜ばれます。
私は特別にお願いすることがないときや、願掛けを叶えてもらったあとでお礼にここまで来られないというときは、「こんにちは、初めまして」のご挨拶と自己紹介だけをしています(つまり、感謝もしていない参拝です)。


神様への、心の中での接し方に特別なルールや決まりはありません。ブログやほかの本にも書いているのですが、信仰とは“神様と自分”“仏様と自分”だけの世界を言います。
願掛けはしてもいいですよ、と識子さんは言うけれど、私はダメだと思う、のであれば自分の直感が優先ですから、感謝だけの参拝にしたほうがいいです。
自分にとってこれが正解、と思う方法が一番なのです。


心の中での接し方は自由です。願掛けをしようが、感謝だけにしておこうが、挨拶だけですませようが、しゃべくり倒して帰ろうが、そこに決まりはありません。
神様と自分、という信仰の中ではだれもが自由でいいのです。

 

 

関連書籍

桜井識子『運玉 誰もが持つ幸運の素』

草履取りから天下人まで上りつめた歴史的強運の持ち主・豊臣秀吉はある秘技を使っていた。それは白く輝く小さな「運玉」を心の中で大事に育てるというもの。実は運玉は誰もが持っているのに、育てている人はほとんどいない。神様とお話しできる著者が秀吉さんに直接聞いた、強運をもたらすワザを大公開。知ると知らないでは人生が大きく変わる! 

桜井識子『神様が教えてくれた金運のはなし 直接きいてわかった開運あれこれ』

ちょっとしたコツで、お金に好かれる人生がつかめます! もっともお金を呼び込む財布の色は?/神棚や縁起物を用意してチャンスにそなえる/神社でお金を洗う時、心の中で唱える言葉とは/ お金という不思議なものの仕組みはいったいどのようになっているのか、神様とお話できる著者が神仏に直接取材してきました。ほかにも、「家にいる悪いものを追い出す方法」や「おみくじの読み解き方」、「恐山で亡き身内と会ってきた話」など見えない世界の不思議な話が盛りだくさん。みなさまの開運の手助けとなれば幸いです。

桜井識子『神様、福運を招くコツはありますか?直接きいてわかった神仏の本音』

縁起物で運を強くする方法は? 神様はどんな人が好き? 祝詞、お稲荷さん、熊手、願掛け、参拝、お墓、成仏……見えない世界のホントのところ/ 「福運」とはコツコツ育てていく運とは違い、手に入れればただそれだけでツキがもらえるという、棚からぼた餅なラッキーのことです。著者が見つけた、大小さまざまな福運を手に入れる方法などの神仏のご加護をもらうコツを紹介。神仏に守られて、人生を幸転させる秘訣が満載です。読むお守りとしてぜひご活用ください。

{ この記事をシェアする }

運玉

豊臣秀吉に強運をもたらしたスゴい秘技! 

白く輝く玉を育てれば、あなたの人生は大きく変わる

 

運を強くするための不思議で画期的な方法を紹介し、話題騒然となった『運玉』が、新章を追加してついに文庫化です! 

草履取りの立場から天下人にまで大出世を果たした豊臣秀吉。

日本の歴史上まれに見る強運の持ち主である秀吉さんは、ある秘密の技を使っていました。

それは、白く輝く小さな「運玉」を心の中で大事に育てるというもの。

実は運玉は天から与えられて誰もが持っているのに、育てている人はほとんどいないのです。

神様とおはなしができる桜井識子さんが秀吉さんに直接聞いた、運玉を育てるコツを大公開。

知ると知らないでは人生が大きく変わります! 

 

◎運玉はいつ、どこでもらえるのか

◎ラッキーな出来事を喜ぶことがもらうコツ

◎秀吉さんは実は天下を取る運命ではなかった

◎人生の設計図は自分が書いている

◎神仏はなぜ殺人を止めないのか

◎運命を変えるには神様の助けがいる

◎一生お金持ちになれない人の考え方とは

◎スピリチュアルの世界で道に迷わないために ……など

バックナンバー

桜井識子

神仏研究家、文筆家
1962年広島県生まれ。
霊能者の祖母・審神者の祖父の影響で霊や神仏と深く関わって育つ。1,000以上の神社仏閣を参拝して得た神仏の世界の真理、神社仏閣参拝の恩恵などを広く伝えている。神仏を感知する方法、ご縁・ご加護のもらい方、人生を好転させるアドバイス等を書籍やブログを通して発信中。
最新刊『運玉』(幻冬舎文庫)のほか、『神様、福運を招くコツはありますか?』『神様が教えてくれた金運のはなし』『桜井識子の星座占い』(ともに幻冬舎)、『神仏のなみだ』(ハート出版)、『神様と仏様から聞いた 人生が楽になるコツ』(宝島社)、『聖地・高野山で教えてもらった もっと! 神仏のご縁をもらうコツ』(KADOKAWA)など著書多数。

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP