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猫を撫でて一日終わる

2019.03.28 公開 ポスト

ときどき頭の中がワーッとなるpha

飲み会などで人と長く喋ったあとは、しばらく外を一人で歩くことにしている。ひと駅分かふた駅分くらい、意味もなく歩いてから電車に乗る。そうしないと、ざわついた頭の中が静かにならないからだ。

居酒屋の店内、壁一面に貼られたメニュー、店員が注文を取る声、いろんな人たちが話すさまざまな話を聞きながら初対面で名前もあやふやな人たちの顔と名前をなんとか覚えようとしていると、隣のテーブルから聞こえてくるジョッキとジョッキがぶつかる音、ネクタイをゆるめる背広の男たち。

そうした場は楽しいといえば楽しいのだけど、受け取る情報が過剰すぎて、しばらくいると神経が疲れてしまって、頭の中がごちゃごちゃして落ち着かなくなってきてしまう。そんなときに神経をなだめるのには、歩くのがいい。

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猫を撫でて一日終わる

人と話すのが苦手だ。ご飯を食べるのが面倒だ。少しだけ人とずれながら、それでも小さな幸福を手にしたっていいじゃないか。自分サイズの生き方の記録。

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pha

1978年生まれ。大阪府出身。京都大学卒業後、就職したものの働きたくなくて社内ニートになる。2007年に退職して上京。定職につかず「ニート」を名乗りつつ、ネットの仲間を集めてシェアハウスを作る。2019年にシェアハウスを解散して、一人暮らしに。著書は『持たない幸福論』『がんばらない練習』『どこでもいいからどこかへ行きたい』(いずれも幻冬舎)、『しないことリスト』(大和書房)、『人生の土台となる読書 』(ダイヤモンド社)など多数。現在は、文筆活動を行いながら、東京・高円寺の書店、蟹ブックスでスタッフとして勤務している。Xアカウント:@pha

 

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