誰かと一緒にいても、抱きしめられても、孤独からは逃れられない。
少なくとも私は逃れられないでいる。
私は数日前の主催イベント(筆者はYouTuberである)で100人近くのお客様の前に立ったけれども家に帰れば1人。その落差によって余計に孤独を感じた。
そんなことを感じつつも、むしろ私は1人が好きな方だ。精神状態が安定している時は。
しかし不安に苛まれた時、悲しみに暮れた時、どうしようもなく孤独を感じては「私は世界でひとりぼっちなのではないか?」という思考に脳内が支配されてしまう。
そんな時、人と一緒にいてもなぜだか余計に“1人であること”を痛感してしまうし、温もりを求めて人と身体を寄せ合ってもそれは一時の気休めにしかならない。
孤独から逃れるには、1人じゃないと思えるにはどうしたら良い?
その答えをずっと探していた。
まさかこんなところで見つかるとは……。
それは「銀河の一票」(関西テレビ)第10話で東西新聞の記者:雨宮楓(三浦透子)が茉莉(黒木華)にかけたこの言葉。
「マジで1人じゃないっすからね。1人にしないんで。1人で1人になっちゃわないでくださいね。」

茉莉自身さえもわからなかった、“あの手紙の転落死した学部長の真相”に対しての向き合い方。
「隠されて守られるより本当のことを知りたい」という茉莉の心情を読み取った雨宮が茉莉にかけた「1人じゃない」という言葉。
自分に寄り添い、理解してくれている人からかけられる「1人じゃない」という言葉ほど、
孤独を打ち消してくれる言葉はないのではないかと思わずにはいられなかった。
雨宮が言うように、1人だなという気持ちには殺傷能力がある。
その気持ちは時に人の心を、肉体を殺しかねない。
だからこそ、それを言葉にして声でも、文字でも、手話でも、相手に直接伝えてあげることが本当に命を救うと私は思っている。
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