インドネシアでのフェスが終わり、東京で荷物を整理して、すぐにDay31の沖縄に飛ぶ。空港に着いたばかりの我々を出迎えた熱気に驚きはなく、インドネシアの湿度や気温のあいまった空気にはさほど違いがないように思う。タクシーに乗ってホテルに着くとすぐにDJ光が来てくれて街に繰り出す。店先に溢れて飲み食いをする雑多な商店街の2階で彼のDJを聴きながら、沖縄のエネルギーの片鱗を感じ翌日のライブのセトリを考えている。
ライブが始まると今日という時間が波打ち出す。何も決めず、考えず、できるだけ流されていたいと思う。ライブ中のエイサーに反射する沖縄のフロアは心臓の裏に何か蠢いたハレーションを持っていた。客席の作る潮騒の向こうでなんとなく会わなくなった沖縄の友達の顔が浮かんだ。たくさんの可能性と選択の間で居合わせているだけで何一つ当たり前ではない。
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*マヒトゥ・ザ・ピーポー連載『眩しがりやが見た光』バックナンバー(2018年~2019年)












