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  4. 吹雪の中のフライフィッシング

一月の新潟、雪がしんしんと降る湖のほとりで、凍えながら竿を振る。

傘もささずにフードを深く被って、雪の中で釣りをするのってカッコいい。でゅふふ。

 

いまだに完治していない中二病。

中二病患者はたいてい、アナザースカイという特殊能力を有していて、自分を上空から俯瞰して見ることができる。

 

 

これによって、今自分が白銀の世界でひとり孤高にフライフィッシングをしている姿を描き、興奮している。傘をささない、フードを被る、雪景色というのがポイントである。

雪降る新潟のフィッシングパーク。

幼い頃から「釣り」には憧れがあった。

殊、餌をつけずに釣竿と己の技術とで魚を捕獲するということに強い憧憬がある。

 

だって、シンプルに釣り人ってカッコいいではないか。

黄金伝説の1ヶ月1万円節約生活でチネってはモリで魚を突く濱口世代であり、伝説のフィッシャーマンを受け継いだ城之内世代でもある。釣人に憧れを抱かない方がおかしい。

 

そして、いまフライフィッシングという名の釣りを楽しんでいる。

 

今回は大漁だった。

投げれば釣れる。入れ食い状態。釣れなくても楽しいと以前書いたが、釣れたほうが楽しい。そりゃそうだ。いまだに強がりがちの天邪鬼アラサー。

フライフィッシングの基本はキャッチアンドリリースなので、魚を食べるわけではない。

けれど、自然に溶け込み、竿を投げ、魚と戯れる、この瞬間瞬間が楽しい。

 

とはいえ、未だビギナーもビギナー。

本来、フライフィッシングは渓流に入っていく。自分は釣り堀にて修行の身。次こそは渓流へ。

フライフィッシングの先生から釣り方を教わる。

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