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衰えません、死ぬまでは。

2024.08.02 公開 ポスト

第17話 還暦から始めるボルダリング 前半

ついにボルダリングスタート。還暦でも、年齢制限はクリア、とりあえず初心者講習に申し込む宮田珠己

老化とともに、衰えつつある体力。体力の衰えとともに、運気も下がってるような気もする。一念発起したようなしてないような…の宮田さんが、ついに動く!?

*   *   *

筋トレをしなくなってから、筋トレに代わるものとしてボルダリングを考えるようになった。自分の性格を考えると、筋トレよりもボルダリングのほうが合っていそうな気がする。

左肩の肩関節周囲炎、いわゆる五十肩のせいで左腕が上がらない状態が続き様子を見ていたが、それも鍼灸院に何度か通うなかで少しずつよくなり、先生に「そろそろやってみてもいいんじゃないですか」と言われたので、いよいよ挑戦してみることにした。

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衰えません、死ぬまでは。

旅好きで世界中、日本中をてくてく歩いてきた還暦前の中年(もと陸上部!)が、老いを感じ、なんだか悶々。まじめに老化と向き合おうと一念発起。……したものの、自分でやろうと決めた筋トレも、始めてみれば愚痴ばかり。
怠け者作家が、老化にささやかな反抗を続ける日々を綴るエッセイ。

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宮田珠己

1995年に『旅の理不尽~アジア悶絶篇』を自費出版しデビュー。以来、紀行エッセイを中心に、日常エッセイ、書評、小説なども執筆。『東南アジア四次元日記』で 第3回 酒飲み書店員大賞、『ニッポン47都道府県正直観光案内』で第14回エキナカ書店大賞を受賞。他にも『ときどき意味もなくずんずん歩く』『いい感じの石ころを拾いに』『だいたい四国八十八ヶ所』『明日ロト7が私を救う』『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』などエッセイ多数。小説に、東洋奇譚をもとにした『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』がある。2作目の小説『そして少女は加速する』で、青春小説に挑戦。賞賛を集めている。
(撮影:干田哲平)

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