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2024.02.27 公開 ツイート

各国の歴史的背景を学び、死刑の是非を自らに問う -『死刑のある国で生きる』宮下洋一 KIKI

どんなかたちであっても、「死」に触れることはこの上なく苦しい。それなのに本書で扱う死は自然死でも突然死でさえもなく、「死刑」という、国家というシステムの名の下で、人の手によってもたらされる死とあって、ため息とともにページを捲る手が度々止まり、同時に死刑に対する自分のあまりの無知識と無関心にも呆れてしまった。日本に死刑制度がある、ということは私も知っていた。けれど、その歴史的背景や日本以外の国のことは全然知らないのだ。

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KIKI モデル

東京都出身。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒。山好きとして知られ、著書に美しい山を旅して』(平凡社)などがある。(photo: ohta yoko)

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