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51歳緊急入院の乱

2022.07.26 公開 ポスト

第8回

世の男性の皆さん。「パンティライナー」知ってますか花房観音

私は普段から、荷物が多く、鞄が重い。
あれもこれも急に必要になったら、どうしようと考えると、多くなってしまう。
だから大きなトートバッグを持ち歩いている。
ごついので、荷物を軽くシンプルにしたいなぁと常日頃から考えてはいるが、今回、この持ち歩き癖に助けられた。
まずスマホの充電器。これのおかげで、仕事関係の連絡も早めにできた。
そしてマスクも複数あったので、入院中、部屋の外に出るときはマスクが必要だったが、手持ちのぶんでこと足りた。
紙のノート。普段から、何かしら小説やエッセイのネタになりそうなことが思いついたときのためにノートを持ち歩いている。どうしても紙じゃないと落ち着かない。このノートに、入院翌日から、「せっかくなんだから、思うことや起きたことをすべて書き残しておこう」と思って、ちまちま書いていた。それがこの連載の元になっている。
他は爪切り、だろうか。常日頃から爪はこまめに切っていて、伸ばさない。どうしても自分の爪が長いのが我慢できなくて、ネイルもできない。そして爪が少しでも欠けたら、切らずにはいられない。入院中、もし爪切りがなかったら、ストレス大きかったと思う。爪切りは持ち歩いて正解だ。

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花房観音『ヘイケイ日記』

40代。溢れ出る汗、乱れる呼吸、得体のしれない苛立ち……。心身の異変を飼い慣らしながら、それでも女を生きていく。いくつになろうが女たるもの、問題色々煩悩色々。綺麗な50代をなぜ目指さないといけないのか、死ぬまでにあと何回「する」のか、グレイヘアを受け入れられるか。更年期真っ盛りの著者が怒りと笑いに満ちた日々を綴る「女の本音」エッセイ。

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51歳緊急入院の乱

更年期真っ只中。体調不良も更年期のせいだと思っていたら……まさかの緊急入院。「まだ死ねない」と確信した入院日記。

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花房観音

2010年「花祀り」にて第一回団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。京都を舞台にした圧倒的な官能世界が話題に。京都市在住。京都に暮らす女たちの生と性を描いた小説『女の庭』が話題に。その他著書に『偽りの森』『楽園』『情人』『色仏』『うかれ女島』など多数。

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