
この日記の連載ではちょうど1年前の2021年4月が掲載されていますが、現実の私と母は、その1年後を暮らしています。
基本的には、相変わらずの日々です。テレビを見て、新型コロナの感染者が云々というニュースを見るたびに、「何の感染者が増えているの」「コロナウイルス」「なに、それ、風邪みたいの?」「もっとひどくて、肺炎になって死ぬ」「怖いわね」という会話を毎朝、毎晩、ニュースのたびにしています。
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン
時をかける老女の記事をもっと読む
時をかける老女

91歳の母親と、33年ぶりに一つ屋根の下で暮らすことになった。この日記は、介護殺人予防のために書き始めたものである。
- バックナンバー
-
- 要介護2になると保険で受けられるサービス...
- 認知症前は信心深かった母に、久しぶりに「...
- 同じ会話の無限ループにならない言い方を、...
- 「あなた、オバQ、好きだったわね」と母が...
- ウクライナとオードリーと『ひまわり』
- アルバムを見て「これは誰?」「全然分から...
- 「◯◯は初めて」は、恋愛がうまくいくパワ...
- 東日本大震災の記憶も消えゆく92歳
- ショートステイを今回2泊3日にしてもらっ...
- 認知症の介護はこれだからやり甲斐がない、...
- 「入ってません」と母が珍しく怒り出す。連...
- 「負担限度額認定証」がおりた。ショートス...
- 「あなたは右介よね。いつ、そんなに大きく...
- 毎日の介護にとられる時間は、朝夜合わせ「...
- 「あなたもかわいそうね。こんなバカになっ...
- 「あの人はおかしい人」と思っていた相手と...
- 母だけ元気な三が日
- 「自分が怖くなってきたから寝る」「おやす...
- 信仰は認知症には勝てなかったようだ
- 「あなたは私の孫なの?子どもなの?」が再...
- もっと見る