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帆立の詫び状

2021.11.19 更新 ツイート

住めば都の執筆生活 新川帆立

二カ月ほどの日本滞在をへて、アメリカに戻ってきた。

なによりもまず感動したのが、自分の机があり、ベッドがあり、洗濯ができて、料理もできること。つまり、自分の家があるということだ。

帰国中の二カ月間、ホテルに滞在していた。優雅なホテル暮らしとは程遠い。10平米ちょっとの狭い空間にベッドが置かれているだけである。運動不足解消のためにヨガマットを持参して帰国したのだが、ホテル内の部屋にはヨガマットを敷くスペースどころか、スーツケースを広げるスペースすらない。

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帆立の詫び状

原稿をお待たせしている編集者各位に謝りながら、楽しい「原稿外」ライフをお届けしていこう!というのが本連載「帆立の詫び状」です。

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新川帆立

1991年2月生まれ。アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身、宮崎県宮崎市育ち。東京大学法学部卒業。弁護士。司法修習中に最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストに合格し、プロ雀士としても活動経験あり。作家を志したきっかけは16歳のころ夏目漱石の『吾輩は猫である』に感銘を受けたこと。2020年に「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した「元彼の遺言状」でデビュー。

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