社会・教養
幕があいた。
初日のカーテンコール。お客様の前でお辞儀をしているとき、少し泣きそうになってしまった。
このご時世に舞台に立つということ、立てるということ、凄く沢山の想いがあった。
前回立つ予定だった舞台は、結果的に全公演中止となった。ゲネまでやって、初日前日、24時すぎに。ギリギリまで待って、幕はあかなかった。
昨年の3月。まだコロナ初期の頃で、稽古を重ね続けても舞台に立てない、お客様の前でお芝居が出来ない、という得体の知れないもやもやは、やるせないという言葉を初めて実感したようだった。
個人的な考えでは、人様の安全に関わることならば中止にするべきだと思っていたし、仕方がないと心から思ったから、怒りや辛さといった類のものは感じなかったけれど、やっぱりやるせないと思った。

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