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幻冬舎ねこ文庫?発売記念特集

2021.02.06 公開 ポスト

第3回

《勝手に猫愛炸裂書評》毎日一番かわいい幻冬舎文庫

猫好きのみなさまお待ちかね! 石黒由紀子さんの『猫は、うれしかったことしか覚えていない』と、山田かおりさんの『猫には嫌なところがまったくない』が、文庫になりました!(やったー! にゃーにゃー!)発売を記念して、勝手に「幻冬舎ねこ文庫」特集をお送りしています。
第3回は前回に引き続き、猫好き編集者による猫偏愛書評(つづけつづけ~! にゃーにゃー!!)。猫本を編集する担当者はもちろん猫が好き!

《勝手に猫愛炸裂書評》いつでも今日がいちばんかわいい

「猫は、うれしかったことしか覚えていない」

印象的なタイトルと、ミロコマチコさんのいろんな猫たちで装われたこの本、単行本から3年半あまりでこの度、文庫となりました。

石黒さんのあとがきにもあるように、タイトルのインパクトからか、賛同する言葉がSNSで「いいね!」とバズったり、「人間の都合のいい解釈です」との厳しい意見もあったり。そんな広がりがありました。

最近でも、インスタグラムで、愛猫の癌を知った飼い主さんがたまたまそのタイミングでこの本に出会い、支えにしてくださってることを知り、嬉しくなりました。

石黒さんが自分ちの猫コウハイとのこと、友人や知人と猫とのことを綴ったこの本には、その他にもこんな見出しが並んでいます。

猫は、好きをおさえない

猫は、今を噛みしめる

猫は、落ち込まない

猫は、したいことしかしない

猫は、誰かと比べない

猫は、引きずらない

猫は、荷物を持たない

猫は、命いっぱい生きている

愛猫家の皆さんは、自分とこの猫はどうかなあ、と猫を撫でつつ読んでいただければ。

残念ながら近くに猫がいない方は、この本を読んで、「猫、いいなあ」と思っていただければ。

ちなみに、うちの猫・せな(静岡の路上で拾われて東京にやってきて15年・喜怒哀楽の喜と楽しかない性格)の本書でのエピソードは、「猫は、チャンスを逃がさない」です。豚の生肉300グラム食べちゃったんですよー。お腹はイカ飯みたいにポンポコリンでしたが、お腹下すこともなく、ご機嫌で安心しました。

石黒さんや猫好きの皆さんに「せな、元気?」と聞かれると、「はい! いつでも今日が一番元気!」と答えるのが常でした。でも、さすがに齢を重ねてきて、元気のピークは過ぎたかも。でもでも、かわいさにピークはないですね。

「いつでも今日が一番かわいい!」

寝てても、ご飯食べてても、水飲んでても、トイレに入ってても、ぼんやり外を見てても。本当にかわいい。毎日一番かわいい。

うれしかったことだけ覚えて生きてきたから、だと、私は思っています。

(文:『猫は、うれしかったことしか覚えていない』担当編集 菊地朱雅子)

(やるときはやる猫です)

関連書籍

石黒由紀子『猫は、うれしかったことしか覚えていない』

梅干しの種を飲み込んで、開腹手術を受けた猫のコウハイ。苦しかっただろうに、獣医師によると、「また、誤飲しますよ」。猫には楽しい記憶だけが残るので、種を転がしておもしろかったな、とは覚えているけど、苦しかったことは忘れてしまうそう。うれしかったことだけ積み上げて生きていく。そんな猫たちの、可愛くて笑えて、沁みるはなし。

山田かおり『猫には嫌なところがまったくない』

黒猫CPと、クリームパンみたいな手を持つのりやすは、仲良くないのにいつも一緒。傍から見たら下らないけど、とびきり幸福な毎日を過ごしていたある日、突然「私」は黒い親友と白くて丸い手を失った。猫が残していったのは、後悔の念と未開封のキャットフード。それでも日々は続いていくけれど――。これは、猫と暮らす全ての人に贈る、ふわふわの記録。

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