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新宿・歌舞伎町

2020.12.13 公開 ツイート

手塚マキ×石戸諭「人はなぜ<夜の街>を求めるのか?」明日(14日)開催。「知らない世界」だと思うなら、覗いてみませんか? 手塚マキ

(写真:Sakiko Nomura )

明日(12月14日)19時半~、新宿ロフトプラスワンにて手塚マキさん著『新宿・歌舞伎町』刊行記念トークイベントが開催されます。

手塚さんは、19歳でホストとして歌舞伎町に飛び込み、ナンバーワンホスト、経営者として23年間歌舞伎町で生きてきた方です。

ゲストは、『ニューズウィーク日本版』(2020年8月4日号)でコロナ禍における<夜の街>の実態に迫り、手塚さんへのインタビューも話題を呼んだノンフィクションライターの石戸諭さん。

コロナ禍で感染の震源地と名指しされた「新宿・歌舞伎町」と「ホストクラブ」。
手塚さんは、新宿区長から「ホストクラブのことを教えてほしい」と連絡を受け、ホストクラブと行政のあいだに入り、歌舞伎町での感染拡大を抑えるために尽力いたしました。

下記の記事は、そのときのことを記した『新宿・歌舞伎町』の抜粋記事です。

「区長、営業OKって言ってください!」夜の街で起きていた“ホスト”と“区役所”の知られざる対話(文春オンライン)

イベント当日は、このとき何が起こっていたのか、その後、現在はどうなっているのか、さらに深い話が聞けることでしょう。

歌舞伎町ほど懐の深い場所はないと手塚さんは言います。職業も年齢も国籍も問わず、お金がない人も、居場所がない人も、誰の、どんな過去もすべて受け入れるところなのです。

歌舞伎町も、ホストクラブも、怖いところ、自分とは縁のないところとお思いの方も多いかもしれませんが、だからこそ、知らない世界の話を聞いてみませんか? <夜の街>を求めずにはいられない理由がわかるかもしれません。

会場は、歌舞伎町にある新宿ロフトプラスワン。歌舞伎町で歌舞伎町の話を聞くのも特別な体験ですし、気軽にどこからでも見れる配信(2週間限定のアーカイブあり)でも楽しめます。

直前のお知らせになりましたが、たくさんの方のご参加をお待ちしています!


◎概要
2020年12月14日(月)
手塚マキ×石戸諭
「挫折も、孤独も、欲望も、すべて飲み込む街。ようこそ歌舞伎町へ」 『新宿・歌舞伎町』(幻冬舎新書)刊行記念

OPEN 19:00 / START 19:30
会場:新宿ロフトプラスワン/配信

詳細は、ロフトプラスワンのページをご覧ください。


 

関連書籍

手塚マキ『新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか』

戦後、新宿駅周辺の闇市からあぶれた人々を受け止めた歌舞伎町は、アジア最大の歓楽街へと発展した。黒服のホストやしつこい客引きが跋扈し、あやしい風俗店が並ぶ不夜城は、コロナ禍では感染の震源地として攻撃の対象となった。 しかし、この街ほど、懐の深い場所はない。職業も年齢も国籍も問わず、お金がない人も、居場所がない人も、誰の、どんな過去もすべて受け入れるのだ。 19歳でホストとして飛び込んで以来、カリスマホスト、経営者として23年間歌舞伎町で生きる著者が<夜の街>の倫理と醍醐味を明かす。

倉科遼/柳葉あきら『夜を生きる 歌舞伎町・ホスト手塚マキ物語』

〈夜の街〉と〈ホストの人生〉を変え続ける男。 新宿・歌舞伎町の元ナンバーワンホスト名物経営者の生きざまをネオン劇画の巨匠がマンガ化&舞台化 軽い気持ちで新宿・歌舞伎町のホストクラブで働くことにした19歳、大学一年生の手塚マキ。優等生人生では見ることのなかった世界。刺激的な毎日。とはいえ、いつかは就職して、まっとうな社会人になるつもりだった。なのに、ナンバーワンになった自負と虚栄心によって起こした事件で歌舞伎町にとどまることになってしまう――。挫折も、孤独も、欲望も、人間のすべてを飲み込む、新宿・歌舞伎町で生き続けるということ。「『夜王』を終えて10年。もう一度ホストを書きたいと私に思わせたのが手塚マキです」と倉科遼氏に言わしめた、稀有な夜の街の住人、手塚マキの生きざまをマンガ化。2022年11月17日〜27日は新宿シアターモリエールにて本作を舞台化する。

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新宿・歌舞伎町

2020年11月26日発売の新書『新宿・歌舞伎町』について

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手塚マキ

歌舞伎町でホストクラブ、バー、飲食店、美容室など10数軒を構える「Smappa! Group」の会長。歌舞伎町商店街振興組合常任理事。JSA認定ソムリエ。1977年、埼玉県生まれ。川越高校卒業、中央大学理工学部中退。97年から歌舞伎町で働き始め、ナンバーワンホストを経て、独立。ホストのボランティア団体『夜鳥の界』を仲間と立ち上げ、深夜の街頭清掃活動を行う一方、NPO法人グリーンバードでも理事を務める。2017年には歌舞伎町初の書店『歌舞伎町ブックセンター』をオープンし、話題に。著書に、『自分をあきらめるにはまだ早い』『裏・読書』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『ホスト万葉集』(共著、講談社)がある。

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