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やっぱりおなか、やせるのどっち?勘違いだらけのエクササイズ

2020.07.24 更新 ツイート

「カンペルライン」を水平に。減量の第一歩は正しい姿勢から八田永子

エクササイズを頑張っているけど、効果がいまいち感じられない……そんな人は、せっかくのエクササイズが違う部位に効いている可能性あり。

やっぱりおなか、やせるのどっち? 勘違いだらけのエクササイズ』(八田永子著)には、正しい身体の使い方、動かし方、効果が本当に出るエクササイズの方法が、ついついやりがちな方法と比較して説明されています。

あるべきところに筋肉がある、理想のプロポーションを目指して、今のやり方は正しいのか、本書を参考に一度見直してみてください。

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よい姿勢のカギは「カンペルライン」

スタイルをよくするには、よい姿勢で立つことが大切。よくいわれるのは、背中が丸まらないように胸を張り、あごを引くという姿勢です。ピシッとしていて、よい姿勢とされています。

耳の穴と鼻を結ぶ線を「カンペルライン」といいます。歯科医学の用語なのですが、姿勢を考える場合、このラインをどうするかが重要な意味を持っています。

(写真:iStock.com/metamorworks)

あごを引いたときのカンペルラインは、耳側が高く、鼻側が低くなります。首の後ろに力が入り、首こりにつながります。下半身が連動して腰痛や出っ尻になることも。二重あごになりやすく、バストが下を向いてしまうという問題もあります。呼吸がしづらく、身体的にも精神的にもストレスがかかり、体によい姿勢とはいえません。

カンペルラインが水平になるようにするには、あごを引かず、少し上げます。胸を張る必要はありません。鏡を見ながら実際にやってみてください。カンペルラインが水平になると、首と胸の緊張が一気にとれて、背中が無理なくすっと伸びます

バレエでは「胸で見る」と表現するのですが、胸で前を見ようとすると、自然とあごが少し上がり、カンペルラインが水平になります。バレエで美しいとされる基本的な姿勢が、まさにこれなのです。

「壁ドン、あごクイッ」で理想の立ち方に

自分が正しく立てているかどうか、壁に寄りかかって確認してください。壁にかかと、お尻、背中、後頭部をつけるようにして立ちます。身長測定をするときのように立つわけです。ただ、身長測定では「あごを引いて」と言われますが、引いてはいけません。あごはクイッと上げます。「壁ドン、あごクイッ」と覚えてください。

(写真:iStock.com/KEN226)

このとき、腕は体の横につけるのではなく、手のひらを太陽に当てるように正面に向け、少し前に出します。こうすると肩が壁から少し離れます。上半身の無駄な緊張がなくなるのを感じるはずです。この状態で肩甲骨を下げると、理想的な立ち方になります。

理想的な立ち方ができたとき、肋骨はちょうど骨盤の上に乗っています。真上から見ると、肋骨と骨盤が重なり合う位置関係になっているのです。そして、背骨の最も下を支えている仙骨の真上に後頭部が乗ります。こうしたバランスがとれていれば、余計な力を使わずに立つことができます。

ところが、肋骨と骨盤の位置関係や、後頭部と仙骨の位置関係がずれてしまっている人がいます。出っ尻、猫背、反り腰などがあると、バランスが崩れます。この状態で立つには、体のどこかが無理をしなければなりません。当然、スタイルには悪影響を及ぼすことになります。

「よい姿勢」は「下手な減量」より美人に見える

理想的な立ち方ができると、体重や体脂肪の量が変わらなくても、それだけでスタイルがよくなったように見えます。逆に減量に成功して体重や体脂肪が減ったとしても、頭が前に出ていたり、背中が丸くなっていたり、胸が落ちていたりすると、よいスタイルには見えません。下手な減量をするより、正しい姿勢を身につけるほうが、よっぽどいいスタイルに見えるのです。

そして、よい姿勢が身につくと、腹筋や背筋など体幹の筋肉を使うようになるため、自然とよいスタイルになっていきます。

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Answer:A
あごは引かずに、少し上げると緊張がとれて、美しい姿勢が生まれる

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八田永子『やっぱりおなか、やせるのどっち? 勘違いだらけのエクササイズ』

足を上げる? 足を床につける?――お腹によく効く腹筋はどっち? 腹筋? 背筋? 脚上げ? 前屈? まずは、体を引き上げよう! きれいにやせるためのスイッチは、おなかにある。 「本当にきれいにやせられるエクササイズはどっち?」 本書では、柔軟な体をつくるエキスパートが2択の質問を通して、体の使い方を説明しています。 自己流エクササイズの勘違いに気づくことで、自分の体としっかりと向き合い、付き合っていけるようになります。

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やっぱりおなか、やせるのどっち?勘違いだらけのエクササイズ

エクササイズを頑張っているけど、効果がいまいち感じられない……そんな人は、せっかくのエクササイズが違う部位に効いている可能性あり。

『やっぱりおなか、やせるのどっち? 勘違いだらけのエクササイズ』(八田永子著)には、正しい身体の使い方、動かし方、効果が本当に出るエクササイズの方法が、ついついやりがちな方法と比較して説明されています。

あるべきところに筋肉がある、理想のプロポーションを目指して、今のやり方は正しいのか、本書を参考に一度見直してみてください。

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