1. Home
  2. 読書
  3. 本の山
  4. 「原始人のニオイ」と 「お父さんのニオイ...

本の山

2020.05.30 更新 ツイート

モデルKIKIの読書エッセイ 第3回

「原始人のニオイ」と 「お父さんのニオイ」-『探検家、40歳の事情』角幡唯介 KIKI

年に一度はテントと食料を担いで、数泊の行程で山へ出かける。荷物を詰め込んだ十キロ前後のザックは肩に重くのしかかり、冬でも上り坂では汗が吹き出してくる。初日の汗はどろっと粘度がある気がするのだけれど、だんだんと汗はさらさらになりニオイもしなくなる。おそらく歩き始めは、街で日々食べたものが排出されて、デトックス効果があるのだろう。しかし、数日過ごすにつれて、体は山で口にした物で満たされていく。美味しい空気や水はもちろん、食料はほぼ油と動物タンパクなしでシンプルだ。そうして、汗まで澄んでいく。

ここから先は会員限定のコンテンツです

無料!
今すぐ会員登録して続きを読む
会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン

{ この記事をシェアする }

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP