社会・教養

銀色夏生さんの最新刊『まっすぐ前 そして遠くにあるもの』から言葉と写真をお届けします。
街の中の舟
街の中にいるのに
舟でゆられているみたい
待つ必要がどこにある
待つ必要はないでしょう

なにもかもが彼方へ
忘れないと言ったのに
大好きだったのに
なにもかもが遠くへ行くのね

いつになったら私は
いつになったら私は
こんなことを笑い飛ばせるほど
強くなれるのだろう


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