
“警察官連続殺人事件”をめぐる刑事と復讐犯の人生を描いた『宿命と真実の炎』が5月11日発売されました。
山本周五郎賞を受賞した『後悔と真実の色』の続編にあたる本作品には、発売前から書店員さんから感想が続々と届きました。
その面白さが家庭内でも広がっているようです。
◎戸田書店掛川西郷店 高木久直さん
いつものことながら、上手いなぁ、緻密だなぁ、流石だなぁと呟きながら読んでいた。
明け方の5時、ミステリーなんて読んだことのない妻が、私を揺すって起こした。
「この作家さん、本当に凄いよ~。昨夜、あなたがあまりにも良い、良いと言うから借りて読んでみたけど、初めてのミステリーが貫井さんで良かったよ。」と。
起こして感想を伝えたいほどの作品だったらしい。
寝ぼけ眼の僕は、寝る前に本の感想を妻の前で呟くのは止めようと思いながら、二度寝落ちするのだった。
貫井さんの凄さを改めて実感する作品でした。
◎文教堂浜松町店 千葉裕子さん
この男を殺すという強固な意志、強い覚悟、殺さずにはいられないという一念。
加害者の心情をここまで描ききった小説を初めて読みました。
読み進めるのが辛い。
本を読みながら、こんな気持ちになったのは本当に久しぶりです。
そして、このラストは貫井さんにしか書けないと思いました。
◎三省堂書店 営業企画室 内田剛さん
モンスターが生み出される瞬間がここにある――。
何と怖るべき血脈と復讐の物語なんだろう――。
揺さぶられるのは、心でも身体でもない魂そのものだ!!
抉りだされたのは愛と憎しみが激しく入り混じった善と悪の葛藤である。
犯罪という深い闇の中で眩しく光る、“いのち”の炎。
その灯火は短いほど美しく激しいほど清らかだ……
本物の正義の意味を問いかけ、人間の尊厳と真正面に対峙したこの作品からは強烈な“執念”が感じられる。
繰り広げられる壮絶な運命とともに多くの読者の記憶に刻まれるだろう――。













