1. Home
  2. 読書
  3. 宿命と真実の炎
  4. 女刑事の情熱に喝采。最後の最後までページ...

宿命と真実の炎

2017.05.13 公開 ポスト

書店員さんの感想2

女刑事の情熱に喝采。最後の最後までページをめくる手が止まらない貫井徳郎

“警察官連続殺人事件”をめぐる刑事と復讐犯の人生を描いた『宿命と真実の炎』が5月11日発売されました。
山本周五郎賞を受賞した『後悔と真実の色』の続編にあたる本作品には、発売前から書店員さんから感想が続々と届いています。
人間の抱える闇を重く受け止めた方も多いようです。ご紹介します。



◎ジュンク堂書店三宮店 三瓶ひとみさん

外から見てもわからない複雑な警察組織と、その中で挫折し振り出しにもどりながらも、事件解決の糸口をつかもうとする女刑事理那の情熱が良かった。
チームが助けあい、プライドもすて、捜査を地道に続ける姿にページをめくる手がとまりませんでした。
いかに殺したか、誰が殺したかはすでに読者はわかっている。
殺人は必ず動機があるが、それは最後までわからない。
何への復讐なのか、二人は人間の心を捨てた本物の化け物なのか、
最後の最後まで心奪われる作品です。



◎文教堂北野店 若木ひとえさん

「読み応え」これほどぴったり合う言葉は他にないと言えるでしょう。
先が見えそうで、見えてこない。真実はどこにあるのか。
最後に読者につきつけられる登場人物たちの心の声は、意外に思えるものも、過去しか見てないものも、そして、もっと先を見つめるものもありました。

 

◎岩瀬書店ヨークベニマル福島西店 半澤裕見子さん

人の心の底にある闇の恐ろしさを感じたと同時に、
闇と共存して生きる生き方、闇を封印して生きる生き方、
おのれの闇に負けてしまう生き方、
様々だけど、闇の深さによっても違ってくるのだろうか? とも思いました。

関連書籍

貫井徳郎『宿命と真実の炎』

幼き日に、警察に運命を狂わされた誠也とレイ。大人になった二人は、彼らへの復讐を始 める。警察官の連続死に翻弄される捜査本部の女性刑事・高城理那は、かつて“名探偵” と呼ばれた元刑事の存在を気にしていた。彼だったらどう推理するのか――。人生を懸け た復讐劇がたどりつく無慈悲な結末。最後の1ページまで目が離せない大傑作ミステリ。

貫井徳郎『後悔と真実の色』

“悪”を秘めた女は駆除する――。若い女性を殺し、人差し指を切り取る「指蒐集家」が社会を震撼させていた。捜査一課のエース西條輝司は、捜査に没頭するあまり一線を越え、窮地に立たされる。これは罠なのか? 男たちの嫉妬と裏切りが、殺人鬼を駆り立てる。挑発する犯人と刑事の執念。熾烈な攻防は驚愕の結末へ。第23回山本周五郎賞受賞作。

{ この記事をシェアする }

宿命と真実の炎

バックナンバー

貫井徳郎

1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』にて第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』にて第23回山本周五郎賞受賞。『愚行録』『乱反射』『新月譚』『私に似た人』が直木賞候補となる。その他『失踪症候群』ほか症候群シリーズ、『転生』『さよならの代わりに』『悪党たちは千里を走る』『プリズム』『追憶のかけら』『ミハスの落日』『灰色の虹』『北天の馬たち』『壁の男』など多数の著作がある

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP