使用機材〈Ricoh GR3,SonyRX100V,Fujifilmx100V〉
最初に断っておくが、私はメキシコへの渡航経験がない。本当に一度もないのだ。
しかし、同国の国民食、いや、ソウルフードとして知られるタコスには目がない。私は都心に仕事場を構えている。ここ数年、近隣エリアでタコスの専門店が続々開店し、その知らせを受けるたびに私は店へと足を運ぶ。
多くの読者はご存知だろうが、念の為、タコスとはなんぞや。
トウモロコシの粉や小麦粉を丸く伸ばしたトルティーヤを生地とし、その上に肉や野菜など様々な具材を載せ、辛めのソースをかけたものの総称がタコスという料理だ(不正確だったらごめんなさい=だってメキシコ行ったことないんだもん)。
もう一度、断っておく。
私は本場のタコスを食べたことがない。なので、本物、現地のテイストについては想像するしかないが、最近我が仕事場の近くでえらく評判になっているいくつかのお店は、日本に住むメキシコの人たちが足繁く通っている。店のスタッフもメキシコ人が多く、ラテンアメリカにワープした気分になる。
小さな丸い生地にこれでもかと肉や野菜の具材を盛り、一気に頬張る。辛めのソースとの相性は抜群で、軽い食感でいくらでも食べられてしまう危険な料理だ(大雑把すぎる食レポ、ご容赦)。
仕事がひと段落した際、担当の編集者や友人たちを誘い、私は決まってタコスの専門店に繰り出す。できれば昼どき、太陽が頭上にあるくらいのタイミングが好きだ。
テラス席やパラソルの下で、メキシコ産のシャビシャビ系ビールをグイグイ飲みながら、タコスを口に放り込む。もちろん、ハラペーニョは必須アイテムで、大ぶりな青唐辛子をガブリとやり、もう一口ビールを飲む。
気の置けない仕事仲間、友人とワイワイやれば、当然タコスを追加することになる。もちろん、ビールの次はテキーラやメスカル(どちらもアルコール度数高めの蒸留酒)へとシフトする。
人様が仕事に追われているような時間帯で、我々は立派な酔っ払いになるという次第。タコス評論家が世の中に何人いて、どこの店が旨くて、どこがイマイチとか評価しているかは知ったこっちゃない。
サクッと食べることができて、ガブガブビールが飲める。私はこのスタイルが好きで、友人に迷惑がられるほど夢中なのだ。
タコスはアメリカ全土でも一大チェーンから街角の人気店まで数多あり、メキシコを離れても様々な進化を遂げたらしい。
日本を離れ、世界中に広がって人気食となった寿司と似ている。かつて、カリフォルニアロールを邪道とか、寿司じゃないとか言っていた狭量な人々が一定数いたが、私にとっては関係ない。
日本でも沖縄でタコスは独自の進化を遂げ、タコライスという名物に成長した歴史があるのだ。手軽に食べられるストリートフード、タコス。
今後、東京でどんな進化をしていくのか、楽しみで仕方がない。
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勝手に!裏ゲーテ 街場の旨いメシとBar

食い意地と物欲は右に出るものがいない作家・相場英雄が教える、とっておきの街場メシ&気取らないのに光るBar。高いカネを出さずとも世の中に旨いものはある!
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