相変わらず朝の4時、5時に起きて
せっせと犬の散歩をしてます山野海です。
我が家の犬猫の中で一番年長なのが空。15歳と5ヶ月。
日々、ご飯を食べ、少しだけトイレを失敗し、ゆっくりだけれども毎日20分散歩をしてくれる。
もちろん若い頃の元気さは薄れてきたが、それでも意欲を持って自分の力で生きようとしている。
犬猫を飼ってる方はきっとみんな同じだと思うが、私は今の空が一番可愛くて愛おしい。
出来なくなったことを空が自分なりに工夫して、前向きに生きようとしてくれるから。
麦は相変わらずのワガママ娘だが、最近は散歩の時、空の歩調に合わせてくれている。
前を歩きながら、後ろでゆっくり歩いている空を何度も振り返り、様子を確かめている。
猫の水玉は相変わらず我関せずだが、なんとなく、空に気を遣っているように見受けられる。
それぞれのそんな姿を見ながら、私は空、麦、水玉にたくさんのことを教えてもらっている。毎日の幸せをありがとう。
ただ、一つだけ言っておきたい。
空よ。いくら愛おしくて可愛くても、私の枕にオシッコするのだけは、できればやめてほしい。ま、できればでいいから。
とにかく、いつまでも健康で楽しく日々を過ごしてくれればそれで良し!


さて、皆さま
ずっとこのエッセイでも書いてきたが
映画「平行と垂直」がいよいよ公開となります。
公開に向けてたくさん取材をしていただきました。
ラジオにも出演させていただきました。
その中で私が繰り返しお話ししてきたことを、ここにも書かせてください。
「平行と垂直」を書こうと思ったきっかけは
とにかく主人公の大貴や、希たち、その周りを取り巻く状況を
いろんな方々に知って欲しいと思ったから。
それについて、深く考えることは後からでもいい。
とにかくまずは知ってもらうこと。
それが一番大切だと、私は思っている。
10年も前から、私の頭の中にだけあった物語を
今から思えば、安田章大君が出会い頭に、私の頭から引っ張り出してくれたことから動き出した。
それから台本を書き、佐藤現プロデューサーが一緒にやろうと手を上げてくれ、現さんが呼んでくれた小林聖太郎監督が飛び込んできてくれた。
そこからはもう、私だけの物語ではない。
チームとなった我々はどんどん知ろうとした。
監修の先生方のご助力で、我々なりに、色んなことを知ることが出来た。
「平行と垂直」小説版の担当編集者K女子も私と帯同するように、
再び監修の先生方に教えを受け、またK女子もたくさんの事を知った。
もちろん、それでも我々が知っていることは氷山の一角であると自覚はしている。
映画の撮影に入ると、小林監督が大貴を取り巻く状況を
小冊子にまとめてスタッフさん全員に配って、みんなで共有したと聞いた。
そこでまた多くの方が知った。
こうして映画が出来上がり、マスコミ試写を何度も開き、見にきてくださったたくさんの方々も知ってくださった。
映画「平行と垂直」は8月28日からの公開です。
この映画を見てくださって、あるいは小説を読んでくださって
たくさんの方々が「知ること」を実感してくださったら、こんなに幸せなことはありません。
どうか、よろしくお願いいたします。
映画「平行と垂直」8月28日(金)全国公開。
山野海の渡世日記

4歳(1969年)から子役としてデビュー後、バイプレーヤーとして生き延びてきた山野海。70年代からの熱き舞台カルチャーを幼心にも全身で受けてきた軌跡と、現在とを綴る。










