気温の変化が激しい今日この頃。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私はといえば、今年の2月から撮影が始まった
ドラマ「リボーン」が先日オールアップした。
おかげさまでドラマは大好評で、本当に嬉しい限り。
今回私はあかり商店街の本屋「中野加代」と言う役をいただいた。
下町の明るいおばさんで、同じ商店街の皆さんと撮影中はずっと楽しい時間を過ごした。
もうね、休憩中も誰も楽屋に戻らず、ずっとみんなでお喋りしてた。
柳沢慎吾さんを中心に、いろんな話をして、とにかく爆笑爆笑の嵐で
撮影の日はいつも、家に帰るとむちゃくちゃ寝つきが良かった。
長い事この世界で仕事をさせていただいているが
まあ、こんなに気が合って仲良くなるのは本当に奇跡で
撮影が終わってホッともしてるけど、やっぱり寂しさの方が大きくて
いつかまた、「リボーン」の監督はじめプロデューサーの皆さん。
スタッフの皆さん。そして主役の高橋一生さんはじめ、共演者の皆さんと
ドラマで共演したいと改めて心に強く誓っている。
さて、そんな状況下にいる私は、最近街で声をかけられることが多くなった。
それはもちろん
一月期のドラマ「おコメの女」、4月期のドラマ「リボーン」にレギュラー出演させていただいた事が大きくて、心から感謝している。
そしてやっぱり私も俳優なので、ドラマを見てくださった方から声をかけていただくのはとても嬉しい。
皆さんいつも笑顔で「ドラマ見ています。すごく面白いです」「頑張ってください」などと言ってくださる。
本当にありがたい話である。
そんな日々の中、先日犬の健康診断に、近所の名医がいる動物病院に行ってきた。
健康診断を終えて会計を待っている時、私の隣に座った70代くらいのご婦人が
我が家の犬の空と麦を見て「元気で可愛いわね」と声をかけてくださった。
犬の飼い主というものは、そう声をかける時だいたい飼い主さんの顔は見ていず、相手の犬しか見ていない。
私もいつもそうだ。
けれどその時は、お会計に少し時間がかかっており、声をかけてくれた70代のご婦人が暇を持て余したのか、ふと私の顔を見た。
すると途端にご婦人の顔がハッとなった。
なんとなくその気配を察した私は、ああ、このご婦人も「リボーン」を見てくださっているのかな? ありがたいなあ、なんて思っていた。
そんな事を考えているうちに、ご婦人のお会計の番になった。
ご婦人は素早くお会計を済ませ、飼っている犬を抱いて外に出ようとした。
が、すぐに振り向き、私の方に向かって歩いてこられた。
それから周りを気にするように小声で私に言った。
「スナック シャトルのママさんですか?」と。
即座に私は否定したが、ご婦人は納得いかない様子で動物病院を後にした。
ああ、最高に恥ずかしい! 調子に乗っていた。
私は完全に「いつもドラマ見ていますよ」の言葉を期待した。
まだまだ修行が足りない私。
もっともっと頑張るぞ! と思った。
そしてもう一つ。もう会わないかもしれないご婦人にこの場を借りて言いたい。
私のその日の出で立ちは、スッピン、三つ編み、前髪パッツンでおっさんみたいなメガネ。
そんな女がスナックのママさんだったら、きっとすぐにそのスナックは潰れていると思う。
よし! 明日からも一歩一歩頑張って進んで行こう!
追伸
ドラマ「リボーン」は全9話。
これから物語の佳境に入っていきます。
本当に素晴らしいドラマになっています。
ぜひ引き続きご覧くださいませ。
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山野海の渡世日記

4歳(1969年)から子役としてデビュー後、バイプレーヤーとして生き延びてきた山野海。70年代からの熱き舞台カルチャーを幼心にも全身で受けてきた軌跡と、現在とを綴る。










