「投資をするならリスクは最小限で済ませたい」
「未来の10倍株、100倍株を発掘したい」
そう願う人は多いでしょう。ではどのように将来有望な株を見分けられるのでしょうか?
25年の日本株ファンドマネジャー歴を持つ窪田真之さんの著書『2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーが明かす「超」成長株の見つけ方』(リンク先はAmazonにとびます)が、5/27に発売となります。同書から、今まさに見逃せない四代成長テーマについてご紹介します。
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見逃せない四大成長テーマ
私はこれからの成長テーマとして、以下4つに注目しています。
【1】AI関連
【2】エネルギー革命
【3】バイオ
【4】宇宙開発
この四大テーマの中に、さらに細分化された多数の成長分野があります。
まず、これから多数の成長企業が出ると期待するのが、AI関連です。日本は自動車・機械産業で圧倒的な強さを持つ「製造業王国」ですが、AI活用では、残念ながら出遅れています。
それでも2040年まで見据えると、日本からAI活用の成長企業が多数出ると予想しています。

その理由は、日本人特有のこだわりから生まれるきめ細かなサービスや熟練工技術が日本にはあるからです。それが、進化したAIと結びつくことによって、世界的にブレイクするAIエージェントが次々生まれるポテンシャルがあります。
次に、ゲーム、アニメ、音楽、映画、歌舞伎などのコンテンツ・無形資産にも期待しています。日本のゲーム・アニメは世界的に高い評価を受けていること、若い世代に音楽・スポーツ・芸術で世界的に評価される人材が増えていることが期待を強めます。
そのほか、スマートコンストラクション(建設業)やスマート農業にも期待しています。日本の農業も建設業も、高品質の生産物を生み出す力は、世界的な評価を上げます。
ただし、人手不足が成長のボトルネックになってきました。進化したAIと結びつくことによって飛躍するポテンシャルがあります。
電力・エネルギーも日本の活躍が期待される重大テーマです。AI利用急増が見込まれる中、日本も電力不足に悩むことになると考えられます。発電・送配電能力の拡張は喫緊の課題となりそうです。
脱炭素も重要テーマです。従来型の省エネ・環境技術で日本企業は世界トップの技術を有します。そこから一歩踏み込んで、脱炭素・脱石炭でどこまで世界を牽引できるかが注目どころです。
バイオ・宇宙産業は、欧米が最先端を行き、日本は後塵(こうじん)を拝しています。ここからは、日本企業がどこまで巻き返せるかの正念場です。
成長株の見つけ方・買い方
成長株の見つけ方について、「成長株の4条件」を満たしているか考えることが大切だとご説明しました。
それでは、これから高成長を期待する「AIエージェント」関連について、どのように対象銘柄を見つけて投資したらよいでしょうか?

理想的には「4条件を満たしている」と確信する銘柄を見つけて買っていきたいところです。
ただし、現実にはそれでは遅すぎます。4条件を満たしていると確信したときには、株価は派手に急騰した後であるの
が普通です。
いろいろ不安がある段階でも投資に踏み切ってみる
できることなら株価が急騰する前に買い始めるのがベターです。それには、「すばらしい成長株」と高評価が定まる前
から目をつける必要があります。裏を返せば、「ちょっと危なっかしい」「いろいろ不安がある」と思われているうちに投資しなければならない、ということです。
私はファンドマネジャー時代、何百もの小型成長株候補に投資してきましたが、最初から「4条件を満たしている」と
確信して買い始めた銘柄はほとんどありません。
いろいろわからないことがあり、不安もあるなかで、「たぶん成長株の条件を満たす」と思って「とりあえず少し買う」──それが最初の一歩です。
その後、期待通り、成長株としてブレイクしていく銘柄は、株価が上昇するなかで少しずつ買い増ししていきます。
一方、成長ストーリーが崩れて、「損切り」しなければならない銘柄もたくさん出ます。

私自身は、小型成長株への投資とは次のようなものだと考えています。
①わからないことがたくさんあるなかで「これは大化けするかも」と思ったら買う。
②成功したら買い増し、失敗したら損切り。
言葉にすると単純ですが、これを愚直にやり続けることが大切だと思います。
2026年から日本株はもっと面白くなる
2026年以降、たくさんの成長テーマが日本に湧き起こると思っています。
・AIエージェント
・フィジカルAI・ロボット
・エネルギー革命
・バイオ
・宇宙開発
などなど。
そこで確実に勝つ銘柄をピンポイントで選び出すことは不可能です。私はファンドマネジャーのとき、大化けするかもしれない候補銘柄を「ちょっと危ない感じ」のうちに何十もまとめて少しずつ買いました。
その後、期待通り高い成長路線を進んでいく企業の株を買い増しし、成長期待から脱落する銘柄を売っていくことで、ダブルバガー・トリプルバガー(株価が2倍高・3倍高になる成長株)銘柄への投資を増やしていきました。
この後の章で、私はこれからの成長テーマで業績の伸びる銘柄について、「しっかりしたビジネス基盤のある大型成長株」候補と、「ちょっと危ない感じの小型成長株」候補を両方、ご紹介します。
これからの成長テーマに期待したい方は、日本株を1株単位で売買できる証券会社を通じて、このような多数銘柄に、1株単位から幅広く投資していくのが良いと思います。
私がファンドマネジャー時代にやってきたように、まずたくさんの候補銘柄に投資して、そこから抜け出してくる銘柄を買い増しし、脱落していく銘柄を売却する──そんなポートフォリオ管理が必要です。
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2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーが明かす 「超」成長株の見つけ方

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年間100社近くを徹底取材し、東証33業種すべてを網羅したアナリストだからこそたどり着いた資産運用の奥義。










