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2026.03.11 公開 ポスト

父が「どんづまり」期に、幼児の長女を描いた生の絵日記 やべみつのり『光子ノート』中条省平

今回の作品は、厳密には、マンガではありません。今年83歳になる絵本と紙芝居の作家、やべみつのり(1942年~)が描いた、分厚い絵日記です。

本のなかには、コマ割りをしたマンガとして描かれた部分もあるので、表現形式としては、マンガに近い性質をもっています。

中身は『光子ノート』(たろう社)という題名どおり、やべみつのりが自分の娘の光子の日々の行いと言葉を、3年間(3歳から5歳)記録したもので、992ページもあります。しかし、本来の『光子ノート』は全38冊、1800ページもあるそうですから、全体の約半分ということになります。

この本を編集したのは、芸人でマンガ家の矢部太郎(1977年~)。やべみつのりの実の息子です。

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中条省平

1954年神奈川県生まれ。学習院大学フランス語圏文化学科教授。東大大学院博士課程修了。パリ大学文学博士。著書『中条省平は二度死ぬ!』『文章読本』など。翻訳書最新刊はロブ=グリエ『消しゴム』。

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