キングコング西野亮廣さんのビジネス書最新刊『北極星 僕たちはどう働くか』が、発売前から世間をザワつかせている。これまで刊行しているビジネス書のすべてベストセラーになっている西野さんだが、今作は「西野亮廣のビジネス史上、 ブッちぎりの最高傑作!」と言っていい内容だ。
本書についての西野さん自らの言葉を、こちらで紹介する。(西野さんのX:西野亮廣(キングコング) @nishinoakihiroより)
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「何歳からでもチャンスはある」という言葉には、注意が必要だ。
確かに、挑戦そのものは何歳からでも始められる。
だが、スタートの時期が遅くなればなるほど、到達できる地点が限定されていくのも、また事実だ。
五十歳から野球を始めてメジャーリーガーになることはできない。
これは夢を否定しているのではなく、「時間という資源は有限である」という前提条件の話だ。
この言葉が厄介なのは、若い頃に十分な努力を積み重ねられなかった人間を救うような顔をしながら、実際には何も解決していない点にある。
むしろそれは、若い頃に努力を積んでこなかった自分に向けた自己弁護として機能してしまうことが多い。
「やなせたかし」や「カーネル・サンダース」が「遅咲き成功」の象徴として語られることがある。
しかし実際には、彼らはいずれも若い頃から努力を重ねている。
若い頃から成功してきた人間が、晩年に更に大成功したわけで、彼らは晩年からチャレンジを始めて成功したわけではない。
だからこそ、今の十代、二十代には、この言葉を安易に信じてほしくない。
二十代で勝った人間は、同じく勝った仲間と組み、三十代をより有利に生きる。
二十代で負けた人間は、同じ境遇の人間としか組めず、三十代でさらに不利になる。
20代でついた差は、基本的には取り戻せない。
これは冷たい現実だが、目を逸らしても消えるものではない。
努力をするなら、最も良いタイミングは常に「今」だ。
ただし、その「今」の価値は、若ければ若いほど大きい。
若い頃に十分に頑張れなかった中年にも、言っておきたい。
後悔や嫉妬があるのは自然なことだ。
しかし、自分を慰めるために現実を歪めたり、若い世代を惑わせたりしてはいけない。
種を植えるのに最も良いタイミングは、二十年前だった。
次に良いタイミングは、今日だ。
後悔も失敗も飲み込んで、今日やるしかない。
(2026年2月6日のXより)
西野亮廣の本

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