10/3、東京での仕事があり、新幹線で神戸駅に着く。ホームに降りた瞬間、頭の中に監督した「i ai」のテーマが流れ出す。場所がわたしの思い出をかわりに記憶してくれている。「太陽と虎」に入ると店長からのメッセージが楽屋の机に置かれていて、もうとっくに一人にはなれないし、フラットなんてないと思った。偏りの中で歪に依存関係を深める。時間を紡ぐとはそういうことなのだ。bachoは熱いライブをしているが、根性や気迫だけで鳴らしているようで発明が音の裏にちゃんとある。
GEZANはというとライブ中、MCをしようと言葉を探しているわたしの横でエフェクターのノイズチャックをしているイーグルとバックヤードでケンカになる。言葉を話すボーカルの言い分はギタリストになかなか伝わらない。逆も然りだろう。間に入るようにbachoは声をかけてくれて、乾杯した。久しぶりに彼らとライブハウスで乾杯したビールはうまかった。
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン
*マヒトゥ・ザ・ピーポー連載『眩しがりやが見た光』バックナンバー(2018年~2019年)












