
眠い。いつから?
そうだなあ、一週間前からだろうか。どうも今年度最後のライブを終えたあたりから酷使しすぎていた体からスイッチをオフにせよとの命令に近い提案がなされていたようだ。
眠い。どのくらい?答えます。気を抜くと回路が切れて、そのまま砂利の上に落ちたことに気づけないほどに。つくづく体と心の関係は曖昧で、総じて「わたし」と総称して呼ぶことの不都合を思う。
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*マヒトゥ・ザ・ピーポー連載『眩しがりやが見た光』バックナンバー(2018年~2019年)