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クッションピラティス

2024.04.21 公開 ツイート

ボディラインが気になる人必見!「くびれストレッチ」で美しいくびれがラクに手に入る KAORU

薄着の季節になり、ボディラインが気になってきた方も多いはず。そこで今回は、美しいくびれが簡単に手に入る「くびれストレッチ」をご紹介!

姿勢アナリストでパーソナルトレーナーのKAORUさんの新刊『クッションピラティス 内ももを締めれば勝手にやせる!』の、人気エクササイズです。

*   *   *

クッションを太ももの間に挟み、上に伸びをする、ヨガウェアを着た女性インストラクター。
(撮影:梅沢香織)

くびれのキモとなるおサボリ筋「腹斜筋」

「シックスパック」と呼ばれる板チョコのように割れた腹筋は、かっこよくて憧れますよね。

でも、実はシックスパックはウエストのくびれとは無関係

お腹の正面に位置する腹直筋は「でしゃばり筋」で、意外にも鍛えるのが難しくない場所なのです

 

いっぽう、くびれを作るのがお腹の横に斜めに走る「腹斜筋」です。

腹斜筋とは外腹斜筋と、インナーマッスルである内腹斜筋という2つの筋肉のこと。ここではまとめて「腹斜筋」と呼ぶことにします。

腹斜筋は、肋骨と骨盤につながっていて、体幹を安定させたり、内臓の下垂を防いだりする役割を担っています。

この腹斜筋を鍛えることで、わき腹が引き締まり、理想のくびれが手に入るというわけです。

 

ところが身体の構造的に、お腹の真正面にある腹直筋がでしゃばりやすく、腹斜筋は鍛えづらくなっています

そこでおサボリ筋「腹斜筋」を目覚めさせ、でしゃばり筋「腹直筋」を休ませる、効果的なクッションピラティスのエクササイズをご紹介します。

用意するものは もちろんクッション!

KAORU式ピラティスを簡単に、安全に、効果的におこなうため、クッションをご用意ください。

大きさは45センチ×45センチぐらいが便利です。2つ折りにできるやわらかさがあればなおよし。

クッションがなければバスタオルや枕でもOK!

クッションが横に3つ並んでいる。大きさはたて45センチ×よこ45センチ。

効果を高めるポイント

➀一定の速度で動かす

ピラティスは一定の速度を保ちながら、流れでおこなうことが大切。理想は「流れるような動き」。創始者のジョセフ・ピラティスが提唱した6原則のひとつでもあります(ほかの5つは呼吸、集中、コントロール、センタリング、正確性)。

 

➁可動域以上の動きをしない

「もっと大きく」「もっと高く」など、過剰ながんばりは禁物。パーツを先端から順番に動かすことを大切にします

「身体は大きく動かせば動かすほどいい」という思い込みを手放し、「自分の可動域のなかで、関節をよりなめらかに動かすこと」を目標にします。

 

➂強めにフゥーと吐く呼吸を忘れずに

音がするぐらい強めに吐く呼吸を意識します。呼吸がおろそかになると、筋肉の動きにストップがかかります。「呼吸と動きはセット」と覚えてください。

 

➃クッションをひざで押し込んではダメ。太もも全体ではさむ

太もも内側の内転筋に効かせるつもりでクッションをはさむこと。ひざだけでクッションを押し込むのでは内転筋にしっかりアプローチできません。

 

➄動きができないのは筋力ではなく硬さが原因

動きができなかったり、痛かったり、つったりするのは筋肉が硬いから。「筋力がないから」ではないのです。エクササイズに応じたリリースでよくほぐすと、不思議なほど動かしやすくなります

くびれストレッチ

バレエの基本ポーズを活用。首、肩、背骨まで上半身を気持ちよく伸ばしてくびれを出現させます。

 

1 内ももでクッションをはさんで立つ。かかとをつけ、つま先を外に開く。股関節をぎゅっと外側に回してお尻を内側に締め、地面をかかとで押す。

内ももにクッションをはさんで立つ、ヨガウェアを着た女性。
(撮影:梅沢香織)

2 両腕を高く上げて頭上で指を組む。おへそを縦長にするイメージで身体を伸ばす。息を吐きながら、上半身だけ右に倒す。

3 息を吸いながら上半身を戻し、今度は左に倒す。左右交互に5回ずつ。

内ももにクッションをはさんで立ち、頭上で指を組み、左右に体を伸ばす、ヨガウェアを着た女性。
(撮影:梅沢香織)

こちらから動画でも動きをご確認いただけます↓

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関連書籍

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クッションピラティス

2024年2月21日発売の『クッションピラティス 内ももを締めれば勝手にやせる!』(KAORU著)の最新情報をお知らせします。

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KAORU パーソナルトレーナー/姿勢アナリスト

女優やモデル、美容専門家など"美のプロ"たちから絶大な支持を集めるカリスマトレーナー。

東京・表参道にある隠れ家的スタジオ「スタジオアプロ」主宰。1962年、東京都生まれ。6歳からクラシックバレエをスタート、18歳から始めたエアロビクスでは全国1位を獲得(1987年全日本エアロビクスチャンピオンシップトリオ部門初代チャンピオン)。フィットネス指導歴40年、のべ60万人の身体を変えてきた。各種ダンスをはじめヨガ、ピラティスをマスターし、さらには加圧トレーナーの資格も取得。

筋肉をゆるめ、本来あるべきところに骨を戻す「リリース」を中心に、ヨガやピラティスなどを融合させたホリスティックな独自のエクササイズメソッドを体系化。"姿勢から人生を変える"をモットーに、2023年より『姿勢アナリスト®資格取得講座』をスタート。"美のプロ"たちへのパーソナルトレーニングはもちろん、高齢者向け、子供向け、機能障害のリハビリ向けなど、幅広くウェルネスプログラムをプロデュースしている。

現在62歳。近い将来、自分の孫と楽しめる「ベビーピラティス教室」の開講を構想中。 持論は「正しい骨の整列は、遺伝ではなく"習慣"の賜物」「筋肉がゆるめば幸せに近づく」。著書に最新刊『クッションピラティス』のほか、ベストセラーとなった『テニスボールダイエット』や『自分で整体ストラップ』がある。

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