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クッションピラティス

2024.03.24 公開 ツイート

正しい姿勢の基準とは?体重よりも身体のラインが美しさを左右する KAORU

ピラティスにクッションを使うメリットは「ラク」、つまり運動強度が下がることと、「しっかり効く」、つまり狙いどおりに鍛えられること。

姿勢アナリストでパーソナルトレーナーのKAORUさんの新刊『クッションピラティス 内ももを締めれば勝手にやせる!』の内容から、クッションがもたらす効果をわかりやすい写真とともにご紹介します。

*   *   *

パーソナルトレーナーKAORUさんがクッションを抱えて床に座っている。
(撮影:梅沢香織)

クッションピラティスが誰でもできるのはナゼ? 

1 そもそもピラティスが難しい理由

  • ひとつのエクササイズで意識すべき箇所が多い
  • 身体が硬くて指示どおりに動かせない
  • 運動強度が高くて呼吸と連動させる余裕がない
  • 骨盤底筋を意識するのが難しい

→それ全部、リリースとクッションで解決できますよ!

 

2 まずはリリースで関節の動きをよくする

ピラティスのやりづらさの根幹は、硬くなった筋肉が、動きと意識の邪魔をしているせい。

準備運動として筋膜リリースをしっかりおこなうことで、ピラティスは格段にやりやすくなるのです。

 

3 クッションで補助すれば正しく身体を動かせる!

クッションがあれば内ももを締める意識を持つことができ、骨盤底筋にしっかりアプローチできます。

セットポジションの補助になるので負荷が下がり、驚くほど身体を動かしやすくなります。

クッションがあるとピラティスがやりやすくなる理由の図解

体重よりも身体のラインが美の秘訣 正しい姿勢を目指そう!

クッションピラティスで目指すのは、体重を減らすことではなく、身体のラインを美しく整え、機能を最大限に発揮できるようにすること。

とはいえ関節のつまりが取れて動かしやすくなれば活動量が上がるので、体重もおのずと落ちていきますから心配はいりません。

では、目指すべき美しい身体のラインとはどんなものか? それは正しい姿勢です。

今の姿勢を簡単セルフチェック!

[やり方]スマホのカメラのタイマー機能を使うなどして、横向きの全身写真を撮ります。重心線から5つのポイントがずれていないかをチェック。

横向きの女性のイラスト。骨盤前傾型、骨盤後傾型、正しい姿勢。
(イラスト:内山弘隆)

ヘルスケアの世界には正しい姿勢の定義があり、耳たぶ(耳垂)、肩峰(肩の出っ張った骨)、大転子(股関節の出っ張った骨)、ひざの中央、外くるぶし、これらが一直線上にあるのが正しい立ち姿勢です。

骨格、筋肉、関節、内臓などすべてが本来の定位置に戻り、その機能をじゅうぶんに発揮できるようになります。血流やリンパなどのめぐりも改善し、身体が引き締まり、ボディラインが整っていく姿勢です。

 

☆全エクササイズの指導動画が見られるQRコードつき! KAORU著『クッションピラティス 内ももを締めれば勝手にやせる!』好評発売中☆

関連書籍

KAORU『クッションピラティス 内ももを締めれば勝手にやせる!』

わずか2週間でウエスト -6.5cm! クッションがあれば、効かせたい部分にダイレクトなアプローチが可能。さらにクッションが補助してくれるので、難易度の高いポーズも難なくできるようになり、トレーナーがそばにいなくても、身体が硬くても、正しいフォームでピラティスをおこなえるようになります。内ももや腸腰筋など「おサボリ筋」にしっかりとアプローチして覚醒させる最やせメソッド。全エクササイズの指導動画が見られるQRコードつき。

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クッションピラティス

2024年2月21日発売の『クッションピラティス 内ももを締めれば勝手にやせる!』(KAORU著)の最新情報をお知らせします。

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KAORU パーソナルトレーナー/姿勢アナリスト

女優やモデル、美容専門家など"美のプロ"たちから絶大な支持を集めるカリスマトレーナー。

東京・表参道にある隠れ家的スタジオ「スタジオアプロ」主宰。1962年、東京都生まれ。6歳からクラシックバレエをスタート、18歳から始めたエアロビクスでは全国1位を獲得(1987年全日本エアロビクスチャンピオンシップトリオ部門初代チャンピオン)。フィットネス指導歴40年、のべ60万人の身体を変えてきた。各種ダンスをはじめヨガ、ピラティスをマスターし、さらには加圧トレーナーの資格も取得。

筋肉をゆるめ、本来あるべきところに骨を戻す「リリース」を中心に、ヨガやピラティスなどを融合させたホリスティックな独自のエクササイズメソッドを体系化。"姿勢から人生を変える"をモットーに、2023年より『姿勢アナリスト®資格取得講座』をスタート。"美のプロ"たちへのパーソナルトレーニングはもちろん、高齢者向け、子供向け、機能障害のリハビリ向けなど、幅広くウェルネスプログラムをプロデュースしている。

現在62歳。近い将来、自分の孫と楽しめる「ベビーピラティス教室」の開講を構想中。 持論は「正しい骨の整列は、遺伝ではなく"習慣"の賜物」「筋肉がゆるめば幸せに近づく」。著書に最新刊『クッションピラティス』のほか、ベストセラーとなった『テニスボールダイエット』や『自分で整体ストラップ』がある。

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