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本の山

2022.11.13 公開 ツイート

文化人の足跡を追って 壮大な旅を経験する‐『サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する』梯久美子 KIKI

鉄道好きの著者の興味の対象は乗ることだけでなく「廃線」までも含まれ、さらには橋梁とトンネルの比較においては、橋梁派だという。地理的にそして社会的にも、ロシア(時にソ連)と日本(時に大日本帝国)のはざまで常に揺れ動いている樺太/サハリン。タイトルにもあるサガレンは旧名だ。そんなサハリンを著者は鉄道を軸に二度の旅をする。

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KIKI モデル

東京都出身。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒。山好きとして知られ、著書に美しい山を旅して』(平凡社)などがある。(photo: ohta yoko)

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