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菌ケアで美しくなる

2022.05.02 更新 ツイート

スーパーフード「味噌汁」の効果を倍増させる5つのポイント 下川穣

便秘、ニキビ、アトピー、抜け毛、肥満、不妊症、不眠……。こうした体のあらゆる不調を根本から改善するには「菌ケア」が有効です。「菌ケア」とは毎日の食事や生活習慣を見直し、全身の菌バランスを整えること。『腸活にも、美肌にも、ダイエットにも! 菌ケアで美しくなる』から、菌ケアの方法とその効果を一部抜粋してご紹介します。 

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(写真:iStock.com/ cosa4)

毎日の味噌汁で効率よく菌ケア

どんな人にも毎日必ず摂ってほしいのが、日本が誇るスーパーフード、味噌汁です。菌ケア的には「菌を取り入れる」「菌のエサを取り入れる」の2つに当てはまります。

そもそも味噌は発酵食品で、菌がしっかり含まれている食品です。加えて、わかめやきのこ(水溶性食物繊維)、玉ねぎ(オリゴ糖)、魚のすり身(オメガ3脂肪酸)、など菌フレンドリーな食材と相性が良く、菌のエサや菌の働きを助ける成分も一緒にいただけます。国立がん研究センターの研究で、「一日3杯以上味噌汁を飲む人たちで乳がんの発生率が0・6倍=40%減少する」こともわかっている、女性に優しい健康食品です。

そんな味噌汁をさらにパワーアップさせる、5つのポイントを紹介します。

「味噌」にこだわる

ぬか漬けと一緒で、市販の味噌のなかには添加物が入っているものや、しっかり発酵できていないものもあります。本来、味噌作りは手間と時間がかかります。私が信頼する福井県のマルカワみそさんの場合、仕込みから約一年間の熟成期間を経て出荷されますが、一般的な市販の味噌だと2~3ヶ月。発酵の恩恵を十二分に受けたいのであれば、昔ながらの製法で作る味噌蔵を探すか、手作り味噌にトライしてみてはいかがでしょうか。

「玉ねぎ」+水溶性食物繊維で具沢山に

玉ねぎには菌のエサになる「オリゴ糖」やビフィズス菌の活性を上げる「ポリフェノール」が含まれています。ほかの食材とも相性が良いので、水溶性食物繊維が豊富な「しめじ」や「にんじん」「キャベツ」なども投入した具沢山味噌汁を作り、忙しい朝はせめてこれを一杯!

免疫機能を整え、脂肪燃焼を促す海藻「ながも」

水溶性食物繊維=菌のエサを豊富に含む海藻は、菌ケア的にも優れた食材です。さらに免疫をサポートしダイエットにも役立ちそうな素晴らしい海藻を見つけました。それが「ながも」。正式名は「アカモク」です。東北地方や新潟県、太平洋側の一部の地域で食習慣がある海藻で、プチプチした食感と強い粘り気が特徴。この粘り気の正体は「アルギン酸」と「フコイダン」です。どちらも水溶性食物繊維ですが、アルギン酸にはコレステロール値を低下させる働きがあり、フコイダンには免疫機能を整え、花粉症などアレルギー性疾患の症状を緩和させる効果が期待できるとの報告も。さらに、脂肪を燃焼させるという「フコキサンチン」も含まれ、海藻界のスーパーフードです。

オメガ3脂肪酸の源、「青魚」を味噌汁に取り入れる

長野県のとある地域では、サバの水煮缶を味噌汁に入れるようです。考えてみれば、サバと味噌は相性が良いですよね。サバの水煮缶には塩味がついているものが大半なので、出汁も味噌もやや少なめで作るのがポイント。実はサバの水煮缶は優秀な菌ケア食材で、添加物も入っていないことが多いのです。しかも、サバ自体はオメガ3脂肪酸が豊富。主菜で魚を取り入れるのが難しい人は、ぜひお試しください。

水の代わりに「豆乳」を使って味噌汁を作る

そもそも、味噌も豆乳も大豆から作られているので相性はバツグン。水で作るよりも濃厚な味わいになるのが特徴です。豆乳は、水を加えて煮た大豆を搾って「水分」と「搾りかす=おから」に分けたうちの「水分」のことで、大豆に含まれているオリゴ糖はかなり少ないという残念な事実が。ですから、豆乳のなかでも「大豆成分を取り除いていない(おから入り)」ものを選ぶことが、菌ケア的ポイント。このおから入り豆乳は大豆感が強く、やや飲みづらいのですが、それも味噌汁にしてしまえば違和感はありません。

関連書籍

下川穣『腸活にも、美肌にも、ダイエットにも! 菌ケアで美しくなる』

不調の原因も、それを解決するのも「菌」! 菌のバランスを整える食事と生活習慣で、腸活、美肌、ダイエット、免疫力、アトピー、不眠などのお悩みを根本から解決し、強く、美しい体に導きます。

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菌ケアで美しくなる

菌のプロフェッショナルである下川穣さんの著書『腸活にも、美肌にも、ダイエットにも! 菌ケアで美しくなる』の試し読みを公開いたします。

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下川穣 KINS代表取締役・歯科医師

株式会社KINS代表。口腔内・腸内フローラを専門とする歯科医師。1985年生まれ。福岡県出身。岡山大学歯学部卒業。遺伝子や菌を専門としたクリニックの理事長を務め、国内トップの生命科学研究機関との共同研究に携わる。その後、「健康と美と、菌の関係」に深く感銘を受け、独立。「菌ケア」を正しく伝える第一人者としてKINSのサービスをスタート。目に見えた症状だけをケアする対症療法ではなく、症状を根本的に改善することで健康と美を育むメソッドを提唱している。

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