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2022.01.15 更新 ツイート

映画、野球、ヒップホップの週 竹村優子

1月11日
会議があるので午前中から会社へ。午後は渋谷で打ち合わせ。そのあと、ル・シネマで映画『偶然と想像』を見る。すごい作品。ポスターにある「驚き」と「戸惑い」がまさにと思う。俳優がうまく演じるというのではない、まったく別の手法で、見る者の心に生々しい感情を蘇らせる。「魔法」みたいな映画。
 

 


1月12日
昼過ぎまで自宅で仕事。そのあと浜松町の文化放送へ。ダースレイダーさんが大竹まことさんの「ゴールデンラジオ」で『武器としてのヒップホップ』のお話をされるので。雪を例にしながらの社会には外側がある話が印象的。帰りの電車では、ダースさんと『偶然と想像』の話に熱中する。高輪ゲートウェイ駅を見るいい機会だったのにいつの間にか通りすぎていた。


1月13日
午前中、幻冬舎plusのオープン会議をオンラインで。オープン会議は、月1回だれでも参加してもいい会議なのだけど参加者は少なめ。12月の数字の振り返りや、今後の特集について話し合う。

そのまま自宅でしばらく仕事。夜の「野球本の楽しみ」生配信に向けて、『スローカーブを、もう一球』のなかの「江夏の21球」を読む。そぎおとされた言葉の緊張感と、最後の一行で決壊する怒涛の感情。この試合を見ていたわけでなくともこれだけ感動するのだから、実際に見ていた人にはたまらないだろうな。自分のことを野球に詳しくないと思っていたけれど、1987年日本シリーズ最終戦9回の清原和博の涙や、1992年甲子園での松井秀喜5打席連続敬遠は今思い出しても泣けてくる。野球にまつわる記憶がないわけではなかった。高橋源一郎さん『優雅で感傷的な日本野球』も好きだし。日本野球のリリシズムと1985年の阪神優勝にまつわる不思議な小説。そんな話もするのかなと思いつつ会社へ。

配信では、営業部の太田さんがたくさん話してくださり心強かった。個人的な『スローカーブを、もう一球』の思い出や、『Number』創刊号に掲載された「江夏の21球」など知らなかった話をいろいろ。ただ音声がイマイチで反省。音声はよくないですが、アーカイブ(YouTube)をよければどうぞ。


1月14日
午前中から銀座の歯医者へ。お正月明けの歯医者は、急な患者が多く大変らしい。「一日中食べ続ける」のがよくないらしい。そんなことを先生がいきなり話しだしたのは、定期チェックと定期マウスピースづくりだけの私は、型はとるのでしっかり診るのは次回にさせてほしいということ。いつもより待ったけど、すぐ終わる。

そのまま会社に行くつもりだったものの、いろいろ考えたら、自宅で仕事したほうが都合がよさそうだったので帰宅して、1月19日のダースレイダーさんと三浦崇宏さんのトークの背景を説明する記事をつくる。12月のイベントのあと、荘子itさんには「サイコーの組み合わせですね」と言ってもらったのだけど、なぜこの二人で話すのかが伝わりづらいと思ったので。

今週月曜日に根っこ水に差したパクチーがどんどん伸びると思ったけれど、水だけでこれ以上成長する栄養が足りない気もする。どこかのタイミングで土に移し替えればいいのかな。写真は3日目あたり

 

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幻冬舎plus編集部員の仕事と日々。

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竹村優子

幻冬舎plus編集長と単行本、新書、文庫の編集に携わる。手がけた本は、『世界一の美女になるダイエット』(エリカ・アンギャル)、『青天の霹靂』(劇団ひとり)、『職業としてのAV女優』(中村淳彦)、『快楽上等!』(上野千鶴子・湯山玲子)、『大本営発表』(辻田真佐憲)、『弱いつながり』(東浩紀)、『赤い口紅があればいい』(野宮真貴)、『じっと手を見る』(窪美澄)、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『しらふで生きる』(町田康)など多数。

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