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27才のルワンダ滞在記

2022.01.11 更新 ツイート

太っている=お金持ちである!? 大石祐助

以前、ルワンダのホットスナックを紹介しようと試みるも、サモサへの愛が溢れすぎて終始サモサについて語るという大失態を犯してしまいました。

なので、本日こそルワンダのレジ横商品たちを紹介してまいります。

 

今回まず紹介したいのが、アマンダージ。

 
ルワンダのソウルフード、小麦爆弾アマンダージ

これがルワンダで最もポピュラーなレジ横商品。どこにでも売っています。

球体の揚げドーナツで、沖縄のサータアンダギーに近いです。アマンダージは沖縄のそれより、糖分は控えめで、油は多め。そして小麦の密度が高い印象です。

 

ですから、一つ食べただけで、おにぎり2個たべたくらいの満足感があります。それでいて、約10円。

安くて、美味しくて、満足感もある、こういう食べ物がいちばんキケン。油を大量に吸った炭水化物は、お腹が出てき始めたぼくにとって、天敵です。

 

そんな小麦爆弾ことアマンダージと同様にポピュラーなのが、小麦の侵略者チャパティ。

ルワンダのてっぱんコンビ、ミルクと小麦の侵略者チャパティ

チャパティとは、小麦粉と水を練ったものを、クレープの生地のように薄く円形に伸ばしたインド発祥のパンの一種です。

 

ルワンダの人たちは、このチャパティもよく食べます。

町で飲食店を覗くと、ホットミルク片手にこぞってチャパティを頬張るルワンダ人を目にします。店内が無数の白い円盤が浮かんでるのを見ると、「ああ、ここもヤツらに侵略されてる」と思うのです。

 

味はというと、微かな油の香りと小麦本来の甘みしかありません。

ですが、この素朴な味が段々とクセになっていくのです。こうしてぼくたちの味覚はハックされていくのです。恐るべし小麦の侵略者。

 

愛するサモサはじめ、アマンダージ、チャパティといったホットスナックたちは、油と炭水化物の塊。そのせいか、ルワンダではトトロみたいな体型な人をよく見かけます。

 

ぼくもルワンダ人と同じ生活をしていて、一時期、中トトロくらいに肥えていました。その時期、なぜだかルワンダの女性たちからお褒めの言葉をよく頂戴しました。

 

「デカくなったわね! その調子でもっと食べて大きくなりなさい!」と、ぶくぶく太ることを肯定してくれるのです。

太っている=たくさん食べている=栄養が取れている=お金持ちである、みたいな数式でもあるのでしょうか。

大きくなったわねと賞賛されるのは、意外にもまんざらでもありません。

 

痩せている方がいいなんて、日本だけの尺度でしかないのです。ルワンダでは、太っているとチヤホヤされるのですから。

そう自分を甘やかし、ホットスナックを頬張り大トトロまっしぐらなのでした。

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