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編集部日記

2021.05.01 更新 ツイート

三度目の緊急事態の生活と仕事 竹村優子

4月26日
三度目の緊急事態の平日初日。昼過ぎまで自宅で仕事をしてから、5月末新書の再校ゲラを届けるために水道橋に寄ってから会社へ。水道橋の人出はちょっとだけ少なかった気もする。

 

「勉強って何のため?」特集で公開された松永天馬さんの記事「聖書もニーチェも忘れたけれど」がよいなぁ。具体的な知識として忘れても、身体そのものにしみ込んでいるものがあると思う。


4月27日
自宅で少し仕事してから、汐留のパナソニック美術館で「クールベと海」展を見る。クールベのまっすぐに現実に向き合う目が好き。展示は、クールベの迫力ある筆致を生で見れたこととともに、かつては航海の難敵だった海が、18世紀に入って鑑賞の対象となり、次第に美しいものとして認識され、19世紀に絵画として誕生するその過程に感動した。めったに見られない奇妙なものを描かねばという切実な衝動を想像する。
 

そして会社へ。GWに向けて、幻冬舎plusの記事をたくさんつくった。


4月28日
11時から会議だと思ってZoomに入ったら13時からだった。完全に間違えて予定を立てていたので、会社に行く。GW中の花粉症の薬が心配で病院にも。

緊急事態宣言下でアルバイトさんたちは出社していないなか、8月の文庫が3冊あり、そのゲラのコピーやスキャンを自分ひとりではできる気がせず茫然としていたら、別の部署のアルバイトさんが手伝ってくれることに。助かる。自分ひとりでは仕事が進まないことを実感する。

今日も幻冬舎plusの記事をたくさんつくる。鈴木綾さんの連載「月が綺麗ですね」原稿も届く。排他的で特権的なものへの鋭い考察。ニヤニヤしてしまう。5月2日公開。坂口孝則さんからも、時流に合わせて書きたい、と言ってくださった原稿が届く。アメリカの禁酒法と今の日本の類似性について。それにしても、どうでもいいおしゃべりがしたい。休みの前はとくにそう思う。


4月29日
昭和の日。ほぼ仕事をして過ごす。夜に実家から送られてきたグリーンピースと少しのそら豆で今年二度目の豆ごはんをつくった。あとネイティブキャンプを二度目のトルコの方と。今日は、national holiday で、でも仕事をしていたと言うと、Why? と何度も聞かれる。自分だったら休みの日に絶対仕事なんかしない、と。これは、これまでもどの国の人からもよく言われた。「終わってない仕事があったから」というのは理由にならないんだよね。
 


4月30日
午前中、神保町のカメラマンさんの事務所でピックアップするものがあり立ち寄る。アイスクリームを食べながら、少しおしゃべり。それだけで特別感がある。
 

そのあと会社へ。以前2冊本を作った方がGINGERの取材でご来社され、私も同席する。昔と服の感じが変わったと盛んに言われる。それは大きく何か嗜好が変わったというよりも、年齢とともに、カジュアルとナチュラルが難しくなっていることを自覚して、微調整していった結果な気がする。

アルバイトさんがいないので、ゲラのコピーと発送作業を繰り返していたら夕方。それ以外はあまり進まず、オンライン英会話の先生には、またいろいろ言われるだろうけど、家で読むためのゲラや原稿をたくさん持ち帰る。今週から、日記のタイトルはまた定型だ。

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コメント

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竹村優子

幻冬舎plus編集長と単行本、新書、文庫の編集に携わる。手がけた本は、『世界一の美女になるダイエット』(エリカ・アンギャル)、『青天の霹靂』(劇団ひとり)、『職業としてのAV女優』(中村淳彦)、『快楽上等!』(上野千鶴子・湯山玲子)、『大本営発表』(辻田真佐憲)、『弱いつながり』(東浩紀)、『赤い口紅があればいい』(野宮真貴)、『じっと手を見る』(窪美澄)、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『しらふで生きる』(町田康)など多数。

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