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幻冬舎新書・これから出る本

2021.02.21 更新 ツイート

2021年3月3日発売の幻冬舎新書 幻冬舎編集部

幻冬舎新書の3月刊は2回刊行。3日発売の1点です。

専門医が教える 新型コロナ・感染症の本当の話』忽那賢志

定価(本体900円+税)

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症。症状はどんな経過をたどり、どんな治療が行われるのか? 他の感染症と比べてどんなところが怖く厄介か? 感染はどうしたら防げるか? ワクチンはどのぐらい有効なのか? そもそも感染症とは何か? 新型コロナの日本上陸直後から最前線で治療にあたる感染症専門医が、自身の現場での経験と最新の科学データをもとにやさしく解説。新型コロナの正体と対処法を正しく知ってコロナ禍を乗り切り、次のパンデミックに備えるための知識も身につく、必読の教科書。

忽那賢志(くつなさとし)
感染症専門医。2004年、山口大学医学部卒業。同大学医学部附属病院、市立奈良病院等を経て、12年より国立国際医療研究センター国際感染症センターに勤務。18年より同センター国際感染症対策室医長。感染症全般を専門とするが、特に新興再興感染症、輸入感染症の診療に従事し、水際対策の最前線で診療にあたっている。著書に『症例から学ぶ輸入感染症AtoZ』(中外医学社)、『みるトレ感染症』(共著、医学書院)などがある。「Yahoo! ニュース 個人」のオーサーとして、新型コロナウイルス感染症ほか感染症についての記事を多数執筆し、「オーサーアワード2020」を受賞。

[目次]

本書は、書き下ろし原稿に「Yahoo! ニュース 個人」の記事を加筆・修正したものを加えて構成しています。

第1章 感染症とは何か
病原体となる微生物が体内で増殖して起こる病気
怖さは「感染力」と「致命率」の組み合わせで決まる
体内で人間の役に立っている微生物もある
感染はどんなルートで起こるのか
感染を調べるにはどんな検査があるのか
感染経路を断つこととワクチンが予防の基本
「免疫力」を高めると感染しにくくなるのか
大半のウイルス感染症には有効な治療薬がない
「薬剤耐性」とは何か、何が問題なのか
流行はどのようにして終息するのか

第2章 日常のなかの感染症
かぜ――原因となるウイルスは数百種類
インフルエンザ――感染力も重症度もかぜより高い
「インフルエンザ迅速診断キット」は万能か
抗インフルエンザ薬のメリットとデメリット
感染性胃腸炎――ノロウイルスは18個口に入るだけで感染
細菌性の食中毒――食材が新鮮でも感染リスクあり
麻疹(はしか)――世界でもっとも感染力の強い感染症のひとつ
風疹――流行防止のカギを握るのは中年男性
水ぼうそう――一度感染すると体内から消えないヘルペスウイルス
おたふくかぜ――大人になってかかると重症化のリスク大
結核――過去の病気ではなく日本は「中蔓延国」
日本脳炎――蚊が媒介する感染症
マラリア――世界での死者数は年間でおよそ80万人
デング熱――ワクチンも治療薬もまだ存在しない
ダニが媒介する感染症――マダニにかまれて死亡するケースも
ペスト――21世紀に入っても世界各地で感染報告あり
性感染症――リスクが高い人は定期的にスクリーニング検査を

第3章 次々と発生する新興感染症
新興感染症はなぜ発生するのか
エボラ出血熱――1976年発生。致命率60パーセント弱
エイズ――1981年発生。治療薬が開発された
SARS――2002年発生。初の動物由来コロナウイルス感染症
新型インフルエンザ――2009年発生。WHOがパンデミック宣言
MERS――2012年発生。ヒトコブラクダからヒトに感染
ジカ熱――2007年発生。妊婦の感染で胎児に先天異常のリスク
「パンデミック」はどんな基準で宣言されるのか

第4章 新型コロナウイルス感染症とはどんな病気か
ウイルスの宿主動物はまだ不明
発症する前後に感染性のピークがある
かぜ・インフルエンザのような症状が「長く」続く
年齢、基礎疾患……どんな人が重症化しやすいか
子どもは感染しにくく、感染させにくい
子どもは症状が乏しく、重症度も低い
妊婦が感染するとどんなリスクがあるのか
ヒトからペットへ、ペットからヒトへの感染はあるか
自宅療養になるのはどんな場合か
息切れ・息苦しさが強くなったら危険信号
家庭内感染はこんな工夫で防ぐ
回復後、PCR検査なしで職場復帰して大丈夫なのか
どんな後遺症が、どのぐらいの割合であるのか
一度感染しても、また感染することはあるのか
治療にはどんな薬が使われるのか
BCGワクチンは新型コロナ予防に有効なのか
効果が期待される「回復者血漿療法」
日本でも拡大が懸念されるイギリス変異株
南アフリカ変異株ではワクチンが無効に?
ブラジル変異株でも再感染が起きる?

第5章 感染はどうしたら防げるか
接触感染を防ぐには何よりも「手洗い」
科学的に明らかになってきた「ユニバーサルマスク」の効果
院内感染はなぜ起きてしまうのか
消毒液の空間噴霧は危険、「空間除菌」も誇大広告
法律で定められた「定期接種」のワクチンとは
子宮頸がんワクチンは接種を受けたほうがいいのか
かなりの効果が期待できそうな新型コロナワクチン
安全性に問題はないか
ワクチンの効果はどのぐらい持続するのか
必ず接種しなければいけないのか
インフルエンザ流行期の新型コロナ対策とは
自然災害時にはどんな感染症が発生しやすいか
海外旅行先での感染はどう防ぐか

第6章 社会問題としての新型コロナ
「指定感染症」とは何か
新型コロナ受け入れの医療体制はどう変わってきたか
欧米ではほかの疾患にも深刻な影響が
「全員にPCR検査」にはどんな問題があるか
PCR検査の「検査陽性率」とは何か
検査陽性率はどれくらいが適正か
PCR検査・抗原検査・抗体検査とは何か、どう使い分けるか
なぜ第2波では第1波より致命率が下がったのか
ロックダウンはどんなときに有効なのか
緊急事態宣言を意味あるものにするために

第7章 SNS時代の感染症
間違った情報・根拠のない情報が氾濫した
テレビで喋る「専門家」と医療現場の「専門家」
信頼できる情報をどう見極めたらいいのか
新しい研究成果が次々とアップデートされている

終章 次のパンデミックに備える
新型コロナの第一印象は肺炎のCT所見の禍々しさ
クルーズ船受け入れから第1波までの苦境
第2波・第3波が突きつけた、経済との両立の難しさ
日本の感染症対策、何が足りていないか

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