1. Home
  2. 暮らし術
  3. 暮らしの中に終わりと始まりをつくる
  4. スペシャル肌ケアで、自分で自分を大事にし...

暮らしの中に終わりと始まりをつくる

2020.08.27 更新 ツイート

スペシャル肌ケアで、自分で自分を大事にしてあげる時間を作る 一田憲子

「暮らしのおへそ」「大人になったら、着たい服」の編集ディレクターであり、『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』『面倒くさい日も、おいしく食べたい!』『大人になってやめたこと』などの著者である一田憲子さんの最新作が『暮らしの中に終わりと始まりをつくる』です。

コロナウイルスの影響で生活スタイルが変わり、家事や掃除のやり方について改めて考えた方も多いのではないでしょうか。本書では、数多の暮らし上手な人を取材し続けてきた一田さんが実践している、生活をリセットしていく小さな習慣をたくさんご紹介しています。

未曽有の状況でまだまだ不安定な日々ですが、本書で自宅時間を少しでも発見のあるものにして頂けたら幸いです。

 

大きな仕事が一段落した時や、ちょっと気分を変えたい時、自宅で「スペシャル肌ケア」に取り掛かります。かつては、大枚をはたいてエステサロンに行ったこともあったけれど、高価だし、時間もかかるので、最近はもっぱらセルフケアです。

40代後半から急に肌が敏感になり、今までの基礎化粧品が合わなくなりました。慌ててオーガニックなものに替えてみたけれど、いったいどれがいいのやら。少しずつ知り合いに教えてもらって使ってみて、ようやく今デイリーなケアが定着したところです。基本的にはオイルケア。最初は「オイルなんてべたつくし……」と敬遠していましたが、ブースター(化粧品の浸透率をあげる役目)として使うことを教えてもらい、オイルに対する意識がガラリと変わりました。まずはアルガンオイルを顔全体になじませ、その後ローズウォーターをシュシュッとスプレー。最後に「ソルーナ」の乳液でフタをして整えます。この方法にしてから、冬の乾燥する時期でも肌がしっとりするようになりました。

そして、「スペシャル肌ケア」の日には、これにパックをプラスします。「タオ」のプレミアムシートマスクは、りんごから採れた細胞エキスを使ったもの。お風呂上がりに、たっぷりの美容液を含んだシートマスクを顔にのせ、そのままベッドに入ります。30分ほどしたら外して乳液を。でも、そのまま寝込んでしまうこともしょっちゅう。翌朝、肌はふっくらもっちり。鼻の頭がピカ~ンと光り、その効果を実感!

「暮らしのおへそ」でヘア・メイクアップアーティストの藤原美智子さんを取材させていただき、教えてもらったのが藤原さんのオリジナルブランド「MICHIKO. LIFE」の「スパークロイドパック」でした。これは、古い角質や、毛穴汚れを取ってから保湿するというもの。炭酸が配合されているので、ジェル状のパックを顔全体に広げると、しばらくしてパチパチと弾け始めます。この細かい泡が毛穴から汚れを搔き出してくれるのだとか。あとは洗い流すだけ。「ちょっと肌がくすんできたかなあ」と思うとこちらを使っています。

世の中には、驚くほど美容に詳しい人がいて、みんないろんな情報を知っているけれど、私は、美容より、おいしいものを食べることの方に興味があるというタイプ。あれもこれも、とケアをしないといけなくなると、途端に「あ~面倒くさ!」と放り出したくなります。そんな私でも、パックを顔にのせるだけ、ならできる……。

「今更、この歳になってきれいになってもね……」と思うこともあるけれど、「スペシャル肌ケア」をした翌日に、「あれ? なんだか今日、肌がツヤツヤだね」とか「色が白くなったんじゃない?」などと言われると、やっぱり嬉しくなります。そして、肌がちょっと「いい感じ」になっただけで、なんだか背筋を伸ばして堂々と歩ける気がします。

自分をケアするということは、自分を大事にしてあげることなんだよなあと思います。バタバタと仕事をしたり、朝の慌ただしい時間の中で掃除や洗濯をしたり、帰宅してすぐに夕飯の準備に取り掛かったり。1日を振り返ってみると、そのほとんどが、「自分を使う」時間です。使い続ければ消耗することはわかっているのに、意識をくるりと入れ替えて「自分を大事にする時間」を作ることは、なかなか難しい……。

だから、せめてパックをする間だけでも、自分を慈しんであげよう、と思います。そして「スペシャル肌ケア」の翌日は、なんだか新しい自分になった気がして、出会う人に対しても、優しい気持ちになれる気がするから不思議。肌も心も、「潤い」によって満たされていれば、一歩人に譲る気持ちを持つことができるのかもしれません。

関連書籍

一田憲子『暮らしの中に終わりと始まりをつくる』

1日、月ごと、年ごと。自分をリセットしていく人生の習慣41。暮らしも人生も、「一段落」を取り入れると、みずみずしく動き始めていきます。

{ この記事をシェアする }

暮らしの中に終わりと始まりをつくる

『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』『面倒くさい日も、おいしく食べたい!』『大人になってやめたこと』著者・一田憲子さん最新作! 自分をリセットしてくれる「人生の習慣」41。

バックナンバー

一田憲子 編集者・ライター

OLを経て編集プロダクションに転職後、フリーライターとして女性誌、単行本の執筆などを行う。2006年、企画から編集、執筆までを手がける「暮らしのおへそ」、2011年に「大人になったら、着たい服」(共に主婦と生活社)を立ち上げる。自身のウェブサイト「外の音、内の香」(http://ichidanoriko.com/)も運営。著書に『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』『面倒くさい日も、おいしく食べたい!』『大人になってやめたこと』『おしゃれの制服化』などがある。

この記事を読んだ人へのおすすめ

幻冬舎plusでできること

  • 日々更新する多彩な連載が読める!

    日々更新する
    多彩な連載が読める!

  • 専用アプリなしで電子書籍が読める!

    専用アプリなしで
    電子書籍が読める!

  • おトクなポイントが貯まる・使える!

    おトクなポイントが
    貯まる・使える!

  • 会員限定イベントに参加できる!

    会員限定イベントに
    参加できる!

  • プレゼント抽選に応募できる!

    プレゼント抽選に
    応募できる!

無料!
会員登録はこちらから
無料会員特典について詳しくはこちら
PAGETOP