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奄美の研修医

2020.04.03 更新 ツイート

なぜ医者に?なぜ奄美に?熊原悠生実

4月3日、現役外科医・中山祐次郎さんの小説『泣くな研修医』『逃げるな新人外科医―泣くな研修医2』(いずれも幻冬舎文庫)が発売になりました。
その中山さんの鹿児島大学医学部の後輩が、いま、奄美大島で研修医をしています。『泣くな研修医』の主人公・雨野と同じように奮闘しているのでしょうか? 離島での暮らしや医療事情はどうなっているのでしょうか? 若きドクター・熊原さんの新連載です。

*   *   *

皆さん初めまして。初期研修医として奄美大島で働いている、熊原悠生実(くまはらゆきみ)と申します。

高校生の頃、誰しも進路を考えなくてはならないときがきます。部活に明け暮れて先延ばししていたけれど、とうとう決断しなくてはならないときがきてしまった……というのが正直なところですが、いろいろな学部・学科がある中で、私が一番興味をそそられたのが医学部でした。

今回、この連載の機会をいただいて、親が医者なわけでもなく、医学部に行けと言われたこともないのに、なんで医学部にしたのかと記憶を手繰ってみました。思い当たったのは、保健師である母の存在です。

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中山祐次郎『泣くな研修医』

なんでこんなに 無力なんだ、俺。 雨野隆治は25歳、大学を卒業したばかりの研修医だ。 新人医師の毎日は、何もできず何もわからず、 上司や先輩に怒られることばかり。 だが、患者さんは待ったなしで押し寄せる。 初めての救急当直、初めての手術、初めてのお看取り。 自分の無力さに打ちのめされながら、 がむしゃらに命と向き合い、成長していく姿を 現役外科医が圧倒的なリアリティで描いた、感動の医療ドラマ。

中山祐次郎『逃げるな新人外科医 泣くな研修医2』

俺、こんなに下手クソなのに メスを握っている。命を託されている。 研修医・雨野の物語、待望の続編。 文庫書き下ろし! 雨野隆治は27歳、研修医生活を終えたばかりの新人外科医。 二人のがん患者の主治医となり、奔放な後輩に振り回され、 食事をする間もない。 責任ある仕事を任されるようになった分だけ、 自分の「できなさ」も身に染みる。 そんなある日、鹿児島の実家から父が緊急入院したという電話が……。 現役外科医が、生と死が交錯する医療現場をリアルに描く、 人気シリーズ第二弾。

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奄美の研修医

研修医ってどんなふうに働いているの? 離島の医療事情はどうなっているの? 25歳のドクターからが生き生きと綴る奄美大島だより。  

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熊原悠生実

千葉県市原市出身。25歳。両親は鹿児島県出身。高校までは千葉、大学は鹿児島大学へ進学。在学中はウミガメ研究会に所属し、吹上浜・屋久島を中心に産卵・孵化調査に参加。卒業後は鹿児島県奄美市の病院に採用され来島。在住2年目。今のところ外科系志望。

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