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へぐりさんちは猫の家

2019.09.25 公開 ポスト

猫は外を見ていたい…専用の「猫窓」をつくってあげよう廣瀬慶ニ

猫15匹、犬5匹、人間3人が幸せに暮らせる。そんな夢のような家がありました! 『へぐりさんちは猫の家』は、世界でも珍しい「ペット共生住宅」を専門にする設計士、廣瀬慶二さんによるフォトエッセイ。キャットツリー、爪とぎ柱、ジグザグのキャットウォーク、猫窓、20cm×20cmの穴、トイレ……。猫も人間も幸せになれる家づくりのヒントがつまった本書より、一部をご紹介します。

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これが猫の本当の気持ち

猫は窓辺で外をながめていたいのです。テリトリーを守るために監視している子もいますが、遠くで動くものを見ているのは単純に楽しい。

放課後に部活で校庭を走る男子や女子を、ぼーっと教室の窓から見ていた“青春が暇な若者”はいっぱいいるはずです。まるで猫みたいです。それは猫と同じなのです。うらやましい限りです。

窓辺にすわって外を見ている猫をよく観察してみると、目をつむっていたりします。見てないじゃないかっ! ってことですが、ぼーっと外をながめているうちに眠たくなったり、外を監視していても平和だから眠たくなったりするのなら、それはとてもしあわせなことです。

そもそも猫なんだから寝るに決まってます。うらやましい限りです。

猫専用の窓を「猫窓」とよんでいます。窓が大きいと防犯のことを考えないといけないので、高さや幅が極端に小さいものを用います。

さらに外壁の厚みを大きくすることで、サッシの額縁が大きくなりますから、いわゆる出窓になっていなくても、猫にとってゆったりと眠れる窓辺が出来上がります。

「猫窓」は、いろんな高さにたくさん設けましょう。床の高さに設けると、ジャンプ力がなくなった高齢の猫にも喜ばれます。

 

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廣瀬慶ニ

1969年神戸市生まれ。神戸大学大学院自然科学研究科修了。一級建築士、一級愛玩動物飼育管理士。設計事務所ファウナ・プラス・デザイン代表。ペット共生住宅の専門家として、海外でも知られる。「住まいのリフォームコンクール」国土交通大臣賞受賞。著書に『ペットと暮らす住まいのデザイン』(丸善出版)がある。

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