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世界一簡単なマインドフルネス『ずぼら瞑想』

2018.10.29 更新 ツイート

マインドフル瞑想をやってみた(1)

「雑念が気になって…」は集中力アップの第1歩川野泰周

禅僧×医師であり、『ずぼら瞑想』の著者でもある川野泰周さんの
『現代人の脳疲労を解消する「ずぼら瞑想」セミナー』
2018年10月4日、幻冬舎大学で行われました。
「マインドフルネスの基本」をテーマに行われた第1回目セミナーの様子をレポートします。

現代人の脳疲労を解消する「ずぼら瞑想」セミナー【11月5日(月)、12月13日(木)開催】の詳細も、記事の最後にあり。お見逃しなく!

マインドフルネスは現代人にとって必須のスキル

グーグルやマイクロソフトなどの大手企業がこぞって取り入れ、最近日本でも聞かれることも多くなってきたマインドフルネス
マインドフルネスとは一体何なのでしょうか。

マインドフルネスとは、禅の思想をもとにアメリカで開発された、自分が今感じている感覚を受け入れるという心のあり方です。簡単にいうと今この瞬間に集中すること。

最近では科学のメスが入ることにより、マインドフルネスが脳の疲れ、心の病や集中力UP、創造力UPなど私たちに様々な恩恵を与えてくれる、ということがわかってきました。

仕事や人間関係のストレスで脳や心に疲れをため込んでいる現代人にとって、よりよい人生を生き抜くための必須スキルといっても過言ではありません。
そんなマインドフルネスを簡単に実践にできる方法、それが瞑想です。

瞑想と聞くと「静かな場所で、長時間坐禅を組まなければいけない」「やり方が難しい」などとっつきにくいイメージがある人も多いと思います。
しかし川野さんは、どんな面倒くさがりな人でも、どんなずぼらな人でも、瞑想は簡単にできると説きます。

あらゆる心の病気を自分で治せるようになる

今回講師を務めた川野泰周さんは、精神科で働く医師でありながら、横浜の禅寺の住職でもある異色の経歴の持ち主です。

大学の医学科で人の心と体を学び精神科医としてクリニックに従事した後、建長寺で3年半の厳しい禅修行に励みました。
その後、林香寺の住職として寺務に従事する傍ら、東京と横浜のクリニックで精神科診療をしています。

自身も禅の修行を通じて、忙しくても常に穏やかな心で仕事に励めるようになったといいます。

昨今、マインドフルネスを継続的に実践することで、薬に頼ることなく、不安や鬱、自律神経失調症などの心の病気の改善に効果があるということが研究でわかってきました。
しかも、それは薬と違って副作用が全くなく、自分の力で自分の心のケアができるという画期的なものです。

川野さんは禅僧という経歴を生かし、自身の心療内科クリニックで患者さんにこのマインドフルネスを指導しています。患者さんでも簡単にできるマインドフルネス、ということで開発されたのが『ずぼら瞑想』なのです。


とにかくはじめてみよう!一番基本の呼吸瞑想

マインドフルネスでいちばん基本となるのが呼吸瞑想です。
普段は意識しない呼吸にあえて意識を向けてみます
場所はイスでも、床でも寝ながらでもどこでもかまいません。
ここでは参加者と一緒にやった、イスに座りながらの瞑想を紹介します。

(1)椅子に少し浅めに腰をかけ、頭の上から1本の糸でつられているイメージで姿勢を正し、目を閉じます。

(2)自身の呼吸が鼻の穴を出入りしているのを意識します。
それが難しいという人は、呼吸によって身体が膨らんだりしぼんだりするのを感じます。

たったこれだけです。

セミナーでは2分間の呼吸瞑想を行いましたが、呼吸のみを意識するのは難しくかなりの雑念が出てきました。ただ雑念出るのは当たり前のようです。雑念に気づいたら、そのまま再度呼吸に意識を戻します。

「雑念が出てきたから失敗」とか「上手くできてない!」と思いがちですが、気にせず、評価せずにやり続ける、ということがコツだそうです。

初心者でもマインドフル熟練者の状態を体験できる!

マインドフルネスを実践するため、とりあえず瞑想をやってみると様々な壁にぶつかると思います。
ここでいちばん気になるのが「自分はちゃんと瞑想できているのか」ということ。

それがわからずに続けられずやめてしまった、という人も多いはずです。
そこで川野さんは誰でも瞑想熟練者のようにマインドフルな状態を体験できる方法を教えてくれました。
書籍『ずぼら瞑想』でもおなじみの、ひと息瞑想です。

(1)自分の左右どちらかの手のひらを顔の前にもってきて、こぶし一つ分ほど顔から離します。

(2)そして大きく息を吸って、手のひらの中心に向かって、息が均等にあたるように注意して息を吹きかけます。
できるだけ長く、細く吹き続けるようにしてください。

この最初のひと息を吹いている時が最も集中していて、マインドフルな状態になっていると川野さんは説明します。
確かに手のひらに均等に息を吹きかけるには、ほどよく集中した状態になります。
その時間は雑念は一切浮かびませんでした。
 

――――レポート(2)に続く

セミナー内容

<日時>
第1回 10月4日(木) 19時00分~20時30分(18時30分開場) (終了)
第2回 11月5日(月) 19時00分~20時30分(18時30分開場)
第3回 12月13日(木) 19時00分~20時30分(18時30分開場)

<参加費>
全3回通しチケット 一般 8000円(税別)
1回のみ受講 各回 一般 3000円(税別)

<開催場所>
●名称 3×3Lab Future
●住所 東京都千代田区大手町1-1-2 大手町タワー・JXビル1階
東京メトロ東西線・千代田線・半蔵門線・丸の内線・都営三田線「大手町駅」(C10出口)より徒歩2分

※施設の入り口について
C10出口を上がり、大手町パークビル側に入り口があります。
C10出口近くのオフィス入り口(西村あさひ法律事務所様、JXグループ様受付)とは異なりますのでご注意ください。
※会場には駐車場・駐輪場がありません。公共交通機関をご利用ください。

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川野泰周

精神科・心療内科医/臨済宗建長寺派林香寺住職。精神保健指定医・日本精神神経学会認定専門医・医師会認定産業医。 1980年横浜生まれ。2004年慶應義塾大学医学部医学科卒業。 臨床研修修了後、慶應義塾大学病院精神神経科、国立病院機構久里浜医療センターなどで精神科医として診療に従事。2011年より建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行。2014年末より横浜にある臨済宗建長寺派林香寺住職となる。現在寺務の傍ら都内及び横浜市内にあるクリニック等で精神科診療にあたっている。うつ病、神経症、PTSD、睡眠障害などに対し薬物療法と並び、禅やマインドフルネスの実践を含む心理療法を積極的に取り入れた診療に当たっている。またビジネスパーソン、看護職、介護職、学校教員、子育て世代の主婦などを対象に幅広く講演・講義を行っている。著書に『「あるある」で学ぶ余裕のないときの心の整え方』(インプレス)『悩みの9割は歩けば消える』(青春出版社)などがある。

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