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身の丈にあった勉強法

2017.12.04 更新 ツイート

『身の丈にあった勉強法』の読書感想文37

学生時代、誰もそんなこと教えてくれなかった! 菅広文

ロザン菅さんの『身の丈にあった勉強法』を発売前に読んで「感想文を送ろう」企画。
絶賛、こちらでご紹介させていただいています!
ゆっきょさんは、この本から学んだこと、共感したことを、ひとつひとつ挙げて書いてくれました。
たしかに、こうして列挙していくと、役に立つことがいっぱいですね!

 *****

【 ゆっきょ 】さんから届いた感想文

「何のために勉強しないといけないのか」この疑問の(多分大多数に対する)答えがこの本には載っている。

 しかし、私自身はこの疑問を学生時代あまり抱いてこなかった。勉強が楽しかったからだ。とは言え、宇治原氏のようにクイズ感覚であったわけではない。中学校では理科、高校では生物が好きで、もっと知りたかった、勉強したかった。その他の科目については、出来は様々であったが、もっと生物を勉強するために高校、大学へ行くと割り切っていた。勉強時間が最小になるようにと授業は真面目に聞いていた。嘘です、中学時代は普通に手紙回したり本読んだりしてました。

 私は中途半端な地方大学出身である。そんな菅氏のいうところの「中学歴」である私

「身の丈に合った勉強法」の感想文を書かせていただけることとなった。もちろんこの本は勉強法について書かれているが、勉強だけに限らない「意外と見落としがちな大事なこと」がたくさん菅氏の言葉で、つまりは親しみやすく笑いも交えて書かれている。

お手紙つきで感想文が届きました!

 私が実感として感じていたことと被ることが多くて驚いた。まず勉強法に関して二点述べさせていただく。

「まず、国語」。私が思うに、何故なら授業も教科書も日本語だからだ。(但し大学に入ると英語の論文で勉強することになるので別の話であるが、ここでは本書の主旨を踏まえ中学高校に限らせていただく。)日本語がわからなければ授業を聞いても教科書を読んでも理解できない。姉がそうだった。学校の勉強に関しては、姉と私は対照的であった。私は国語が得意であったが、それは幼い頃本を読んでいたことも大きいと思う。何故なら姉は本が嫌いだったからだ。コナンの漫画で文字量ぎりぎりと言っていたことがある。数学でも証明問題は文章をかかなければいけないので苦手だと言っていた。対して、小学生のころ百人一首がマイブームだった私には、古典も普通に日本語として読めたため、国語の勉強は全くといっていいほどしなかった。それでもセンター試験は文系の友人より国語の点数は高く、しかし化学は文系の友人より低かった。

 二点目、「やらされていることを自らやるように変換する」嫌なことは身につかない、楽しいことは身につく。これは実感としてほとんどの人が感じていると思う。そして、この点に関連して菅氏に一点異を唱えたい。著書の中で「学校の勉強をしていないのに塾に行くことは意味がない」と主張されている。もちろんそれはそうであるが、「学校よりも塾の方が楽しいのならば、塾に行くことは無駄ではない」と私は言いたい。私の実体験として、中学時代学校の授業は聞いておらず塾の勉強のみであった。なぜか。楽しいからである。少人数だったこともあり、参加しながら勉強ができた。学校が合わないのならば塾も選択肢のひとつとして挙げてよいと私は思う。

 また、「やらされていることを、自らやるように変換する」に関して、東大薬学部教授脳科学者の池谷氏が「ほぼ日刊イトイ新聞」における糸井重里氏との対談「脳の気持ちになって考えてください」の中で、触れられた刺激より、触れに行った刺激の方が神経発火が激しいことが示唆されるという結果が紹介されている。(その他、池谷氏の著書「高校生の勉強法」等、には人に説明することに関して等菅氏も述べられていることを研究結果を元に述べられているので是非読んでいただきたい。)ただ、わかっているけれどもなかなかうまく変換できないのがネガティブモンスター私である。どうか、次回作では変換する具体的方法をご教授願いたい。

 続いて、勉強法以外のところでひどく共感した点が一点ある。それは「勉強の結果を忘れてしまったとしても、それまでの課程は身についている」ことだ。大学~社会人時代の周囲の人間を見て感じる。勉強をしてきた人は努力の仕方がわかっている。私のような苦手科目を避けノリと雰囲気で切り抜けてきた人間には努力の仕方がわからない。きちんと勉強を通して「がんばる方法」を身に着けておけばよかったと、社会人になった今痛感している。学生時代、誰もそんなこと教えてくれなかった。この本に学生時代出会っていたかった。

 もうひとつ、この本に学生時代に出会っていたかったと思った箇所。それは、「面接は緊張しますよね?」の章である。就活時代、この本を読めていたら菅氏の一言一言にどれだけ救われただろう。そして、その章で一番心に残った言葉は「どのような組み合わせで個性を出すか」。就活時代も、それまでも、全くと言っていいほど意識していなかった。良いも悪いも個性であるし、うまく相手にとっての良いところを組み合わせて見せることは就活だけでなく、実生活や仕事でも役に立つだろうし、私はきっとそれが下手なのだろう。

 まず自分にどれだけできるかを知ること、嫌々やるより自ら選んだ方が身につくということ。人と比べないこと。風邪ひかないこと。どのような組み合わせで個性を出すかということ。この本からたくさんのことを学んだ。まだ20代のうちに出会えて良かったと思う。そして、これからは、少しずつでもこの本から学んだことを意識しながら生活していきたい。

関連書籍

菅広文『京大芸人式 身の丈にあった勉強法』

「正しい勉強法」を知らないと、人生で損をする!ロザン菅が、高性能勉強ロボ・宇治原を観察し続けて確信した、究極の学習術とは?予習と復習の、どちらかを捨てるべき。教えてもらうより教える方が、成績が伸びる。身の丈にあっていない学校に入ると、能力が伸びなくなる。――など、学生はもちろん、社会人にも役立つ究極の学習術が満載。

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身の丈にあった勉強法

「正しい勉強方」を知らないと、人生で損をする!
ロザン菅が、高性能勉強ロボ・宇治原を観察し続けて確信した”究極の学習術”を、一冊の本にまとめました。
そのタイトルは『身の丈にあった勉強法』。
これまでの常識が覆る& 明日からでもすぐチャレンジしたくなる勉強法って、いったい――!?

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菅広文 ロザン

1976年10月29日、大阪府高石市生まれ。大阪府立大学経済学部中退。96年8月、高校時代の友人である宇治原史規(京都大学法学部卒業)と「ロザン」(よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属)を結成。高性能勉強ロボ・宇治原の勉強法や、二人が芸人になるまでを描いた爆笑小説『京大芸人』『京大少年』のほか、縄文時代から現代までの日本史が、爆笑しながら一気に頭に入ると評判の『京大芸人式日本史』『京大芸人式 身の丈にあった勉強法』と、「京大芸人シリーズ」はすべてベストセラーに。ほかに『菅ちゃん英語で道案内しよッ!』、ロザンの2人で書いた初の著書『京大 芸人 ノート』も話題に。

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