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インカメ越しのネット世界

2016.12.28 公開 ポスト

ドラえもんって超優秀な広告媒体じゃないですか?という話りょかち

私の妄想のひとつに、「もし現実世界にドラえもんが生まれたら、それは広告媒体としてなのではないか」というのがある。

ドラえもんは未来のロボットだ。そして、のび太くんの一番の理解者で、素晴らしい友達である。

ロボットが自分の一番の理解者になる未来

私たち人間がロボットと暮らすようになるというのは、トラディショナルな妄想だ。

ただし、いわゆる今実現されようとする「ロボットとの生活」は、「IoT」とか「スマート家電」とか言われるものの類で、自分たちが触れているそれぞれのモノがインターネットとつながって私たちの生活を便利にしてくれるというものだ。

しかし、きっと私たちが本当にイメージしている「ロボットとの生活」というのは、1つのデバイス(しかもたぶん哺乳類っぽい見た目)がいろんなサービスと連携して自分の世話をしてくれるといったものだろう。それは、どちらかというと、家電にインターネットが利用されるというよりも、家で使用するために、スマートフォンが進化した形に近いのかもしれない。

帰宅したら電気をつけてくれたり、健康を管理してくれたり、明日の天気を教えてくれたり、日用品が少なくなったら買い足してくれたり、部屋中巡って掃除してくれたり。そんなことをロボット1台がやってくれる。

もっともっと高性能なロボットならば、普段の暇つぶしの相手や、寂しいときの話し相手や、悩み事の相談相手になってくれるかもしれない。

きっとその頃にはロボットは私たちのことを誰よりも知っているだろう。帰宅時間も、健康状態も、住んでいる場所も家の間取りも、誰も知らない悩み事や小さい頃から直らない性格まで。

未来の私たちは、のび太くん?

そして、ロボットがスマホやPCのように、私たちの情報を蓄積して持っているようになると何が起こるかというと、今度は何かを「オススメ」してくるようになるのでは?と私は思う。

それは、今のスマホやPC上で行われている最適化された広告表示とおんなじだ。自分が過去に検索したものや、属性情報を推計された結果から広告が表示されている。それとおんなじようなことが、ロボットでも起きるかもしれない。過去に購入したものや、健康状態からいろいろオススメしてくれて、家の広さと場所から年収を計算して、生活水準に合ったライフスタイル関連のアイテムを提案してもらうことも可能だろう。

普段悩み事を相談や、何気ない会話をロボットとしていたならば、悩み事を解決するアイテムや趣味嗜好に合ったアイテムを提案してもらうことも可能だ。

わたしたちの友達であり、一番の理解者となったロボットは、ただオススメを表示するだけではない。「きっとりょかちちゃんにはこんなものが似合うと思うよ」「そんなことで困っているなら、これを使えばいいよ」。そんな風に、こちらが心を許してしまいそうなコミュニケーションとともにおすすめしてくるのだ。

そして、自分のなんとなく困っていることや問題を解決してくれるアイテムをいつもそばにいてくれるロボットから提案され、それに従って問題を解決しようとする未来の私たちの姿は、のび太くんそのものだといえるかもしれない

「あ〜、朝起きれないよドラえもん〜」「こんなことできたらいいなあ、ドラえもん」なんてぼんやりロボットにつぶやいちゃう自信、私はある。そして未来のロボットはきっと、その場で「りょかち、じゃあ、こんなのはどう?」っておすすめしてくれるのだ。

「それ、いいね!」と思ったら、“購入ボタン”をポチリとするように、ロボットに「じゃあそれ買う!」と言う。きっとその頃には四次元ポケットから出てこないまでもロジスティクスも進化しているはずで、数時間後には魔法のアイテムが届くのだろう。

最強の広告は「ともだち」である

未来の広告は、もしかしたら「ともだち」のカタチをしているのかもしれない、というのが私の妄想だ。

LINEやメール、電話や普段の会話など、個人が使っている友達とのコミュニケーションツールは強大だ。私たちは、友達からのLINEを喜んで読んでいるし、トークルームには沢山のデータが蓄積されている。友達が知っている情報を取得できて、情報を容易に読ませることが出来るというのは、広告の作り手としては死ぬほどありがたいに違いない。

いつもそばにいてくれて、お世話をしてくれて、困ったときには助けてくれるロボットが開発される。それは同時に、情報を大量に取得し、モノやコトを効率的に消費者に与えることが出来る未来の実現を意味しているのではないかと思うのだ。

「助けてドラえもん〜」と話しかければ、「もう仕方ないなあ」と言って助けてくれる。そんないつか夢見た友達は、もしかしたらAmazonや楽天が作ったものだった、という未来がくるかもしれない。

■■■【今日の奥義】:盛れるスマホアプリはこれだ!■■■

この自撮りは「camera360」を使用

今回は、初対面の人に必ず聞かれる「盛れるアプリは何?」について。実際、"自撮りは顔面課題解決"なので、人によって課題が違う故にぴったりのアプリは違います。でもいつもおすすめしているのがcamera360です。豊富なフィルタ、自然な仕上がりが魅力。「見るからに加工してるじゃん!」って言われたくない人にオススメします。逆に、「加工してるかはどうでもいい。とにかく盛れてほしい」なら、やっぱりSNOWがオススメ。かんたんに盛れる。そして普段の"ごはん"や"風景"を盛りたいならオススメなのがfoodieで決まり。どんな日常もinstagram likeな仕上がりになりますよ! どんなふうに何を撮りたいかでカメラアプリも使い分ける時代です。沢山DLしてSNSにUPしてください!

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インカメ越しのネット世界

某IT企業で働きながら、自撮ラー(自撮り女子)としてネットで人気急上昇中の「りょかち」が真面目にネット世界について語ります!

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りょかち

1992年生まれ。京都府出身。神戸大学卒。学生時代より、ライターとして各種ウェブメディアで執筆。「自撮ラー」を名乗り、話題になる。新卒でIT企業に入社し、WEBサービスの企画開発・マーケティングに従事した後、独立。コラムのみならず、エッセイ・脚本・コピー制作も行う。著書に『インカメ越しのネット世界』(幻冬舎刊)。その他、幻冬舎、宣伝会議(アドタイ)などで連載。

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